齋藤千歳の 来た、見た。撮った! 第3回 新千歳空港にもっとも近い? 水辺の夕日撮影ポイント 白鳥湖

第3回 新千歳空港にもっとも近い? 水辺の夕日撮影ポイント 白鳥湖

夕日や朝日を撮影するのが好きです。というか、写真好きな多くの方が夕日や朝日を撮影するのが好きだと思うのは私だけでしょうか? もしかすると私はなかでも朝日や夕日にこだわるタイプかもしれません。そして、できることなら、夕日や朝日を水辺から撮影したいのです。映り込みが美しいからです。

朝日については、写真展も開催させていただいたウトナイ湖で撮影することが多いのですが、夕日となるとウトナイ湖では撮影できません。ウトナイ湖の朝日を撮影している対岸には渡れないのです。

うちの近くで夕日の撮れる水辺のポイントがほしいと思ったです。支笏湖も近い? のですが、さすがに30分以上かかるので……。北海道では1時間以内は近所という説があります。グーグルマップで水辺を探し、その東側から撮影できるポイントを探します。いちばん近いのは「白鳥湖」だそうです。場所がわかれば、あとは行くだけです。

千歳空港カントリークラブさんの看板が国道36号線からの入口の目印になります。

国道36号線を千歳・札幌方面からだと右手に、苫小牧方面からだと左手に千歳空港カントリークラブさんの看板が見えてきます。これが国道36号線からの入口の目印となります。千歳方面からだと右折、苫小牧方面からだと左折です。

坂の入口で左折して白鳥湖に向かいます。ここから先の道路は舗装されていません。

坂の入口で左折して、白鳥湖方面へ向かいます。その先も道路は二股に別れていますが、どちらも白鳥湖の湖畔に到着します。

道路は二股にわかれていますが、どちらを通っても白鳥湖の湖畔に着きます。私は湖畔が近い左側の道を通ることが多いです。

私は、湖畔への到着が早い左の道を選ぶことが多いですが、帰りは逆のルートを通ることも多いです。あまり差はないので、水たまりなどの路面条件に合わせて選択するのがおすすめです。

白鳥湖の到着です。ここで他に撮影している人を見たことはありません。静かな撮影地ですが、頭の上を飛行機が飛んでいきます。

ちょうど夕焼けの時間に到着した白鳥湖です。白鳥湖の撮影のポイントは、浮桟橋(でよいのでしょうか)をどう配置するかだと思います。はじめて来たときはハクチョウさんでいっぱいかと思ったのですが、実はハクチョウさんと合ったことはありません。

白鳥湖を紹介しようと思った日に撮影した1枚です。雲の形や位置、夕日の焼け具合でも印象は大きく変わります。

おそらく新千歳空港から、もっとも近い水辺の夕日撮影スポットである白鳥湖を紹介させていただきました。夕日の撮影スポットは「ああ、今日は夕日がすごい」と思ったときに、すぐに行ける場所がたくさんあると、せっかくの夕日を撮り逃す可能性が低くなるのでいくつ知っていてもいいと思います。

最後になりましたが、この白鳥湖ですが、私の調べた限りではなんと私有地だそうです。所有者のご厚意で開放されているということなので、当たり前ですが常識のある行動をお願いします。一部の方の心ない行動で、せっかくの撮影スポットが閉鎖されてしまうこともあります。私の大好きな水辺の朝日や夕日のスポットは、思うより少ないです。ぜひ大切に撮影していきたい場所になっています。

 

齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、カメラ・写真関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真のよろずお仕事承ります。道の駅・ウトナイ湖で写真展示が終了、次ははくちょう釧路空港さんで展示します。