花畑も雪もない富良野で、6歳の息子が燃えた。富良野市博物館のスタンプラリーが予想以上

富良野市博物館が入る富良野市生涯学習センターの入口

こんにちは、齋藤千歳です。

花畑も、雪もない富良野で、さてどうしようか。そんなときにAIに提案されて立ち寄ってみたのが、富良野市博物館でした。

正直、まったく期待していなかったのですが、これが思った以上によかった。館内のスタンプラリーに6歳の息子がハマり、なぜか燃え上がって、1時間以上楽しむことになりました。

富良野市博物館の入口にある動物の剥製と息子
入口では、シカやクマなどの剥製が迎えてくれます。

クイズとスタンプを探して、6歳の息子が燃え上がる

訪問時に用意されていたのは、館内を巡る「博物館クイズラリー」。息子はクイズの答えやスタンプを探して、館内をあちこち見て回りました。

これが、なぜか妙に燃えるらしい。とりあえず寄ってみたつもりが、気づけば1時間以上。親が思っていた以上に、しっかり楽しんでいました。

答えを書き込みスタンプを集めた博物館クイズラリーの用紙
息子が取り組んだクイズラリーの用紙。答えを書き込み、スタンプも集まりました。
動植物などが描かれたカードを選ぶ息子
動植物などが描かれたカードを選ぶ息子。

自然の展示から、戦前・戦後の暮らしまで

富良野市の公式案内によると、1階には動物の剥製や昆虫標本、地質・岩石、開拓期の資料、農機具などを展示。2階には衣食住の生活資料や、昭和30年代の復元民家、玩具、漫画、電化製品などがあり、戦後から現在への歩みをたどれるそうです。

壁面に並ぶさまざまな鳥の剥製
壁一面に並ぶ鳥の剥製。大きさも姿もさまざまです。

館内では、戦前・戦後の富良野の歴史も楽しめます。懐かしい家庭用品などを眺めたり、手に取って楽しめるものに触れたり。子どもについて回る大人にも、思った以上に見どころがありました。

「そうか、ビートから砂糖ができるんだ」

今回、息子が妙に納得していたのが、「そうか、ビートから砂糖ができるんだ」ということでした。

クイズにもビートに関する問題がありました。こういう発見がひとつあるだけでも、寄ってみてよかったなと思います。

筆者の方も、日本でビートから砂糖を作る産業が始まったのは明治時代で、大正時代に再び広がっていったと知り、「そんなに最近なんだ」と驚きました。

歴史を補足すると、北海道の公式資料では、明治13年(1880年)に現在の伊達市で官営のてん菜糖工場が完成。その後いったん事業が途絶え、大正9〜10年(1920〜21年)に現在の帯広市・清水町に工場が設立され、再興したと説明されています。

多くの日本人が飢えから解放され、甘いものに不自由しなくなったのは、本当にここ半世紀くらいの話なのかもしれない。展示を眺めながら、そんなことまで改めて考えたりしました。

子連れで天気が悪いときにも、覚えておきたい寄り道

クマの剥製やキノコの展示、机と椅子がある館内の一室
クマの剥製やキノコの展示が並ぶ一室。中央には机と椅子も置かれています。

今回は、花畑も雪もない季節の富良野で、どうしようかと思って立ち寄った場所でした。それが、息子はスタンプラリーに夢中になり、筆者も暮らしや砂糖の歴史について考える時間になりました。

子ども連れで、天気が悪くて行き先に困ったときにも、ぜひ候補に入れてみてはどうでしょうか。まったく期待していなかったぶん、思った以上におすすめしたくなった博物館です。

富良野市博物館の基本情報

所在地は北海道富良野市山部東21線12番地、富良野市生涯学習センター内。開館時間は9〜17時、観覧料は無料です。休館日は毎週月曜日と、年末年始の12月31日〜1月5日。電話は0167-42-2407です。

スタンプ・クイズラリーは今回の訪問時に体験した内容です。実施内容については来館時にご確認ください。

公式情報は2026年10月18日に確認しました。参照:富良野市「富良野市博物館」/富良野市博物館公式サイト/北海道「てん菜栽培の歴史」。

書いた人|齋藤千歳

北海道千歳市を拠点に活動するフリーライター/フォトグラファー。元月刊カメラ誌編集者。カメラ、家電、生活用品、アウトドア用品などを実際に使い、写真とともに使い勝手を伝えています。

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