TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 解像力チャート テスト結果

驚くほど軽量コンパクトで高解像なタムロン 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD(Model B060) 解像力チャート テスト結果

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 広角端解像力


TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 広角端解像力

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 TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXDをクロップしたSony α7R IIIに装着してテストしました。有効画素数は約1,800万画素(クロップ)。基準となるチャートは1.2です。本レンズの中央部分の解像力は完全に予想以上で開放のF2.8から素晴らしい解像力を発揮します。中央部分だけを考えるなら、どの絞りでも問題ありません。、周辺部分は絞り開放のF2.8では思った以上に解像し、絞り開放からなかなかです。しかし、絞っても周辺部の解像力は大きく向上しない印象。全体解像力のピークはF8.0からF11です。倍率色収差や歪曲収差はしっかり補正されています。

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 望遠端解像力


TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 望遠端解像力

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 テスト条件は、広角側と同条件です。結果からいうと望遠端20mmのテスト結果は、ちょっと驚くほど優秀です。中央部分の解像力の高さは、広角端と同様。中央部分の解像力だけを重視するなら、どの絞りで撮影しても問題ありません。また、周辺部分についても非常に解像力が高く、開放とF3.2あたりで、わずかにあまくなる程度で、F4.0以降はかなりしっかりと解像します。ピークはF8.0前後です。また、F13以降では、絞り過ぎによる解像力低下が起きるので注意してください。歪曲収差や倍率色収差は、しっかり補正されており、ほとんど気になりません。

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開封の儀:TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD


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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
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