TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD 解像力実写チャート
TAMRON(タムロン) 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (B070) 解像力チェックテスト 実写チャート結果
オールマイティなあらゆるシーンに対応できるすばらしいレンズ
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD 広角端解像力
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDはSony α7R IIIとの組みあわせでテストしました。APS-C用レンズなのでクロップして有効画素数は約1,800万画素。基準となるチャートは1.2です。さすがに開放のF2.8は厳しいかと思いましたが、中央部はしっかりとシャープ。絞っていくと若干コントラストが上がる印象でF8.0前後ピークですが、好きな絞りで撮影して問題なし。気になる周辺部はかなり優秀。周辺光量落ちの影響でコントラストが低く感じますが、F2.8から十分に解像しています。画面全体のF8.0前後。基本的に、どの絞りも実用十分のすばらしい結果です。
TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD 望遠端解像力
テスト条件は広角端と同じ。「レンズ補正」は初期設定の「オート」なので、広角端も望遠端も歪曲収差がほぼ感じられません。解像力は、中央部からみていくと、開放のF2.8だけは、わずかににじむようにあまい。F3.2まで絞ると、このあまさはなくなり、十分にシャープに、以降は広角端と同じようにわずかにコントラストがアップしF8.0がピーク。周辺部については広角端ほどの高解像ではない印象です。絞ると当然改善されF5.6付近でワンランクアップ、F8.0前後が解像力のピークになります。広角端も望遠端もF13あたりから解像力が低下するので注意を。
※本ブログの記事は、電子書籍『レンズラボシリーズ』の解像力チャート部分を掲載したものです。
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齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、 カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 カメラのキタムラさんが運営する ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および 学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。 特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。 焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。 PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。 ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、 北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。