LENSBABY Velvet 85 解像力チェックテスト 実写チャート結果

計算して使いこなせば、上級者


LENSBABY(レンズベイビー) Velvet(ベルベット) 85 解像力チェックテスト 実写チャート結果

画像をクリックすると大きな画像でみていただけます。

LENSBABY(レンズベイビー) Velvet(ベルベット) 85 解像力チェックテスト 実写チャート結果


 球面収差によるにじむようなソフト描写がセールスポイントであるLENSBABY Velvet 85。絞り開放のF1.8やF2.0でも、厳密に見ていくと単純にぼけているのではなく、太い輪郭については線を線として解像している。しかし、細かな線は球面収差による強烈なにじみに負けて判別することができない。この単純にぼけているのではなく、線は線として解像しているのが、このレンズのポイント。このことがピントの芯はあるが、ソフトな描写と評価されている部分だ。
 F5.6程度まで絞ると、中央部分はそれなりの解像しはじめる。中央部分は基本的に絞るほど解像力が上がる。ただし、周辺部分には、像面湾曲のような収差がおそらく意図的に残されており、周辺部分の解像力はさほど上がらないことを理解しておくといい。筆者は、にじみとのバランスを考えるとF2.8前後が、このレンズのもっともおもしろい絞り値だと思っている。

※本ブログの記事は、電子書籍『レンズラボシリーズ』の解像力チャート部分を掲載したものです。
※解像力チャートのほか、ぼけディスク・周辺光量落ち・最短撮影距離の実写チャートによる詳細な評価などはぜひ電子書籍をご覧ください。



ぼけや周辺光量落ちなども詳細に解説した電子書籍『LENSBABY Velvet 85 レンズラボ』もぜひご覧ください


Amazon Kindle電子書籍として好評発売中です。

Foton機種別作例集159 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! LENSBABY Velvet 85 機種別レンズラボ: SONY α7 II で撮影
Amazon kindleのサブスクサービスUnlimitedにも対応しています。

ぼろフォト解決シリーズでは、各種レンズを実写チャートに基づいて、詳細に解説しています。
電子書籍はAmazon Kindleで販売してます。以下のサイトから「レンズデータベース」もしくは「レンズラボ」で検索してください。
https://www.amazon.co.jp/
また、動画でそれぞれのレンズを解説したYouTube版「ぼろフォト制作委員会」(https://www.youtube.com/channel/UCT6ZnpxPkAqQFm8bQbt2FNA)もご覧いただけると幸いです。

■レンズの詳細はこちらからどうぞ。アマゾンの商品ページにリンクしています。

■電子書籍での完全版をぜひご覧ください。Amazon Kindleストアにリンクしています。
Kindle Unlimitedの読み放題にも対応しています。

※ぼろフォトブログ(https://boro-photo.com/)はアマゾンアソシエイトからの収益で運営しています。
紹介商品や電子書籍などの購入は下記からお願いできると幸いです。

 

齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。