柴田誠・北京から香港経由で京都へ。海外ロケの相棒はバンガードのALTA Fry とALTA Access

先日まで次の「機種別作例集」の撮影を香港でしていました。雨の香港はなかなかフォトジェニック。前回とはまた違った香港の魅力をご紹介できると思っています。お楽しみに!
さて、昨日と今日は北京のカメラショーChina P&Eの取材。この後、明後日から京都で始まる写真展の飾り付けのために関空までのフライトです。空港行きのバスを待ちながら、相棒であるカメラバッグをご紹介がてら撮影してみました。
今、愛用しているのはバンガードのキャスターバッグALTA Fry 48TとショルダータイプのカメラバッグALTA Access 38Xのセット。旧モデルの ヘラルダーも同じ組み合わせで使っていたので、大抵の取材ならこの容量に収めることができます。
バンガードの製品は大容量なのと、大きさの割に軽いのが気に入って使って使っています。そして何より、作りがしっかりしているのが嬉しい。型崩れしたり、タイヤがダメになるなんてことは、今のところ経験していません。かなりハードな使い方をしているはずなんですけど。
海外に出かける時は、とにかく重さが重要です。重量オーバーで追加料金を取られたらシャレになりませんから。今回はイベント会場の取材と香港の街撮りだったので、照明機材は入っていませんが、取材帰りは原稿を書くための資料が増えるので(現地から入稿ということもありますが)、バッグ本体はなるべく軽くあってほしいのです。

ちなみ今回の撮影ではミラーレスカメラ4台に交換レンズ4本を持って行ってました。もちろん、その分の充電器やバッテリーもあります。預ける荷物にはバッテリー等は入れられないため、私の場合、預け入れ荷物よりも機内に持ち込む手荷物の方が重いなんてことも珍しくありません。結果的に「空港の中の移動が一番辛い!」なんていう、笑うに笑えない話もあったりします。
敢えてこれらのバッグの欠点を挙げるとすれば、ALTA Access 38Xのベルト通しのストラップの幅が細いのと、ALTA Fryに載せた時の座りが悪いこと。セットで使う前提でもう少し一体感があるといいのになぁと感じています。
いずれ機会があれば、どんなモノを持って歩いているのか、カメラバッグの中身もお見せしましょう。


フォトジャーナリスト・柴田誠  Makoto Shibata

香港をベースに活動するフォトジャーナリスト。
日本のカメラ雑誌の編集者を経て独立し、現在はアジアを中心に、
カメラショーやアートフェアなどを取材しレポートする。
取材のかたわらアジア各地のストリートスナップを撮り歩く、
自称ストリートスナイパー&ナイトフォトグラファー。
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