「災害発生!こんなときどうする?」実際に災害が起きたら あなたは、今思い浮かべた行動をすぐに実行できますか?

「災害に直面したとき、私たちはどのような行動をとればよいでしょうか」。そんな疑問に応えてくれる特集が「広報すながわ 2022.8.15」に掲載されていましたので、転載してご紹介します。

イラストはイメージです。記事の内容とは無関係です。

以下「広報すながわ 2022.8.15」より転載。

「災害発生!こんなときどうする?」
実際に災害が起きたら あなたは、今思い浮かべた行動をすぐに実行できますか?

 今年も全国各地で大雨や地震による災害が発生しています。災害に直面したとき、私たちはどのような行動をとればよいでしょうか。安全な場所への避難や情報収集などを思い浮かべると思います。しかし、実際に被災した際に、今思い浮かべた行動をすぐに実行できるとは限りません。今回の特集では、いざというときのための行動や対策をご紹介します。

こんなときどうする? 1 近くの川が大雨であふれそう…

 砂川市内には大小さまざまな川が流れているため、大雨が降ると洪水が起きる危険があります。特に中小河川は短時間で水かさが増すため、逃げ遅れてしまう可能性もあります。

・大雨のときに川へ近づかない!

・避難情報が発表されたら迷わず避難!

・雨がやんだ後も注意!山から雨水が染み出し、川に流れます。油断は×

★砂川市の災害情報は市公式LINE アカウントからも得ることができます。この機会にご登録を!

こんなときどうする? 2 地震が発生!

近年は全国各地で地震が発生しており、もはや地震は他人事ではすまない災害となっています。また、地震は火災や土砂災害、停電などの二次災害を引き起こしやすい災害でもあります。

・すぐに机やテーブルなどの下に隠れて揺れが収まるのを待つ!

・揺れが収まったらドアを開けて避難経路を確保する!

・使用中の電気器具のスイッチを切る!屋外に避難するときはブレーカーを落とす!

こんなときどうする? 3 どこに避難したらいいの?

洪水や地震で自宅にいられない場合は、安全な場所に避難する必要があります。市内には12 か所の避難場所があるので、被害状況によっては避難場所の利用も検討しましょう。ただし、【洪水・土砂災害の場合】と【地震などの場合】によって避難場所が変わるので、どのような災害のときに、どの避難場所へ行けばよいか事前に確認しておきましょう。

・事前に避難場所を確認しておく!

・避難指示などが発令されたときは、近くの避難場所へ行く!

★ 1 避難場所や避難所は市ホームページから確認できます。
★ 2 冊子の洪水ハザードマップが必要な方は防災対策係(℡ 74-8765)までお問い合わせください。
★ 3 ハザードマップはカタログポケットでも公開しています。
【For foreign people】「 カタログポケット」では 洪水(こうずい)ハザードマップを がいこくごで よむことが できます。
You can read Sunagawa City Flood Hazard Map in foreign languages on the app “Catalog Pocket”.

こんなときどうする? 4 避難するときに必要なモノって何?

災害時には日常生活とは違う生活を送ることになります。そこで必要になるのが備蓄品です。避難所で生活するにあたり、最低3日分の水や食料のほか下記のものなどが必要とされています。夏・冬は体温調節が難しくなるので、季節に合ったものを準備しておきましょう。最近では、備蓄品一式がそろっている非常用持ち出し袋が市販されています。準備に迷ったら市販品を購入するのも一つの手です。

防災グッズ
例 懐中電灯・常備薬・救急箱・下着・靴下・長袖・長ズボン・軍手・スリッパ・めがね・老眼鏡・マスク・モバイルバッテリー・携帯ラジオ・ランタン・携帯電話・スマートフォン・充電器・乾電池・はさみ・カッター・ラップ・缶切り・テープ・ロープ・ろうそく・ライター・笛・ティッシュペーパー・トイレットペーパー・ウエットシート・飲料水(1日1人3L)・食料(缶詰・保存食など)・免許証・預金通帳・印鑑・保険証・カイロ・生理用品・歯ブラシ・ヘルメット・毛布・雨具・防寒具

こんなときどうする? 5 災害に備えて日ごろからできることはあるの?

①家族で考える

家族間で災害時の行動を決めておくことで不安が解消されます。一人一人の災害時の行動をあらかじめ決め、「マイ・タイムライン(防災行動計画)」を作成しておけば、あらゆる災害に対応できます。
もし家族が遠方にいる場合は、「災害用伝言ダイヤル(171)」を利用すると安否確認が可能です。

●マイ・タイムライン( 大雨・台風版)【例】

②地域で考える
自治会や町内会といった自治組織で「自主防災組織」を作り、災害対策や災害対応を行うことも有効です。
人数も多いことから、一人で避難することが困難な方の対応が可能となり、より安全に避難することができます。

◎「自主防災組織」って何?
自主防災組織とは「自分たちの地域は自分たちで守る」という自覚と連帯感に基づき、自主的に結成し、災害による被害を予防・軽減するための活動を行う組織です。自主防災組織が取り組むべき活動は地域によって異なるため、自治会や町内会など、それぞれの土地についてよく知っている組織が自主防災組織を結成・運営することが望ましいとされています。

【自主防災組織の活動例】

【運営本部】
平常時 ・年間防災計画の立案 ・訓練の企画立案
災害時 ・各班の活動の統制 ・公的防災機関などとの連絡調整

【情報班】
平常時 ・災害について正しい知識の普及 ・巡回広報、情報収集、伝達訓練
災害時 ・ 公的防災機関から発表される災害情報の地域住民への広報

【給食・衛生班】
平常時 ・ 食料、飲料水などの備蓄の呼びかけ ・炊き出し訓練、給水訓練
災害時 ・ 食料、救援物資の調達、配分 ・必要に応じた炊き出し

【救出・救護班】
平常時 ・ 高齢者、乳幼児、病人、障がい者などの状況確認 ・医療薬品、資機材の備え ・救出救護訓練
災害時 ・救出活動、救急手当 ・ 高齢者、乳幼児、病人、障がい者などの安全確保

◎自主防災組織を結成するにはどうすればいいの…?

自主防災組織を結成したいけど何から始めていけばよいのか、必要なものは何か、不明な点があるかもしれません。そんなときは、砂川消防署へお尋ねください。結成に向けたアドバイスや書類の書き方などの説明を行います。
また、市内の町内会を対象とした地域コミュニティ活動支援事業補助金に「自主防災組織設立支援割」があり、自主防災組織の設立に必要な資機材の購入に対し、補助率100%で2万円を上限として交付されます。対象となる経費は下記の表をご覧ください。なお、自主防災組織設立支援割の補助金交付は1 町内会につき1 度までとなっています。
問自主防災組織の結成に関すること 砂川消防署℡ 54-2196 自主防災組織設立支援割に関すること 協働推進係℡ 74-8765

問防災対策係℡ 74-8765

防災フェスティバルが開催されました!

 7 月31 日㈰、砂川遊水地管理棟にて、防災フェスティバルが開催されました。管理棟内では、気象予報士の菅井貴子さんによる災害から身を守る方法や砂川の防災などについての講演会が行われました。また、ぬりえ体験や科学実験などのお祭り広場もあり、楽しむ子どもたちの姿が見られました。管理棟入り口付近では、80 ミリ以上の猛烈な雨を体験できる降雨体験コーナーや避難所などで使用するダンボールベッドを体験できる市役所防災コーナーがあり、来場者の方々は楽しく防災について学んでいました。

以下「広報すながわ 2022.8.15」より転載。

北海道砂川市の広報紙なので、砂川市の連絡先などになっていますが、災害時の考え方として役立つ情報が多いのではないでしょうか?
これを参考に、必要な部分はお住まいの市町村などに問い合わせるなどして確認しておけば、災害時にもスムーズの行動できるのではないでしょうか? 参考になると幸いです。

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