【育児】コロナ禍の我が子のために自宅にブランコを作ってみた!【DIY】

相も変わらず、世間はコロナ一色です。室内でしか遊べない我が子(3歳)が不憫になり、前回、自宅1Fのガレージに砂場を自作してみたところ、思いのほか子供に好評でした。やはり、小さい子供にとって、体を動かして遊べるということはうれしいことなのだと思います。

今回は、この「自宅公園化計画」の第2弾として、砂場の隣にブランコを自作してみることにしたので、作り方や注意点などについてご紹介致します。最後までお読み頂けると幸いです。

 

※危険が伴う遊具です。作成・使用等は、安全に注意して自己責任でお願いします。

 

ブランコの作り方

ブランコの作り方といっても、自作ブランコ用のキット部品のようなものを使いますので、基本的にはとても簡単です。必要な材料は下記2点だけで、作り方も上から順番にカチャカチャと設置・固定していくだけです。まずは、必要な材料からご紹介していきます。

 

ブランコ作りの材料

① 梁や枝への固定具

上になるストラップ状の部品です。だいたいの場合、このタイプでOKだと思います。

Overmont ハンモックベルト ハンモックストラップ 2本セット (長さ300cm ノード18個 耐荷重量800kg) 専用収納バッグ付き キャンプ アウトドア用 ハンモックチェア吊り具付き 無期限保証 1,530円(税込)

 

② てすりひも+座板

下になる部品です。座面が平ら/曲面/円形、プラスチック製/木製/網状など、色々なタイプがあるようですので、ご希望に合わせてお選び下さい。

COMINGFIT® 150kgまで荷重木製 どこでも ブランコ 手作り 2,499円(税込)

 

筆者は今回、上記リンク先のものを選びましたが、類似のものを探したい場合は上記リンク先の「関連する商品」欄から探すと便利だと思います。細かい写真や説明も載っています。

次に作り方を説明します。

 

ブランコの作り方

次に、作り方です。少しイメージしにくいかもしれませんが、基本的にはかなりシンプルで、概ね次の「手順①,②」の通り、上から順番に固定・設置していく感じです。

 

① 梁や木の枝に「固定具(上部品)」を固定する

固定具(黒いストラップです)は、うちの場合、もともとあったガレージ天井の鉄製レールに、ぐるぐる巻くようにつけました。しっかりとした保証のあるものをメーカー推奨の方法でつける限り、概ね安心かと思います。色々と設置環境に合わせて調整してみて下さい。

※高い場所での作業は、くれぐれも気を付けて行って下さい。

ブランコ上部の固定具です(黒ストラップ)。ぐるぐる巻きにしてみました

 

②「固定具(上部品)」と「手すり紐+座席(下部品)」を金属の輪でつなぐ
上下部品の結合部はこんな感じです。もともと金属の輪がそれぞれにあるので、それをもう1つの細長い金属の輪(カラビナ)でつなげばOKです。長さが適当になるよう調整したら、完成です!

 

上下部品の接合部です。金属製の輪(カラビナ)で上下部品の輪を繋ぎます

 

自作ブランコが完成!

手順①と②を無事終えて、手すり紐の長さ(=座板の地面からの高さ)を適度に調整したら、ブランコは完成です。下の写真は、筆者の自宅ガレージに設置したものです。うちの場合、子供が3歳と小さいので座板は低めにしました。

 


ブランコの座板。一見華奢ですが、実際はパパも遊べる耐荷重150kgです
座板には、たわんだ形のものやプラスチック製のものなどもあります

ブランコの完成写真です!遊具スペースが一気に華やかになりました!

 

自作したブランコで遊んでみた!

いよいよ、親子で完成した自作ブランコを使ってみました。親が押してあげて、子供が一人で、親が一人で、など、各種パターンで何回も試してみました(※乗り方は、座る乗り方のみ)。

感想としては、まず、ブランコ自体は見た目以上に安定した作りのしっかりしたもので、とても安心できるものでした。大人が乗ってみても十分に大きくこぐことができ、本格的に楽しめそうな満足のいくものができました。

ただ、元々が小さい子供にとっては危ない遊具であるので、遊んでいる間は常に親が横についている方が良いように思いました。もしも「安全性の確保」の点に不安がある場合は、設置するかどうか、よくご検討された方が良いかもしれません。

また、特に、筆者のケースのように、硬い床面(コンクリートなど)の上にブランコを設置する場合、何らかの対応策は不可欠だと思いました。ブランコの下に十分に長いクッション材やマットを敷くのも良い方法かもしれません。

子供が遊んでくれました。コンクリートの床面は要対策だと思います

自作なので座面の高さは自由に調整できます。子供が成長しても大丈夫です

ママも試しに乗ってみたところ、待ちきれない子供が押してくれました

 

まとめ

最後に、今回の家庭用ブランコ自作で感じた良かった点気を付けるべき点を、まとめてみました。

 

 良かった点

  • 使用する材料は2つだけで良く、かなり簡単に自作できた
  • 実際に遊んでみて、大人も遊べるくらいしっかりした作りだと感じた
  • コスト的にも、税込み4,000円以下とお手頃だった
  • 自宅の遊具スペースがとても華やかになった

 

 気を付ける点

  • 遊ぶ際は安全面に十分に気を付けることが必要
  • 硬い床面の場合、追加で何らかの対応が必要

 

今のところ、肝心の子供の反応は「まあまあ・そこそこ」といった程度です(たまに遊んでくれる感じで、隣に作った砂場の方が人気は上です)。

大人側は期待大だったので、ちょっと当てが外れた感じです。今後、成長によって、より激しい運動が好きになるなど、遊びの好みが変わっていくことに期待したいと思います。

 

以上、自宅ブランコ自作についてのレビュー記事でした。読んでくださった方にとって、何らかのご参考になればと思います。

この遊具自作シリーズには、姉妹編「自宅に砂場を自作してみた!」もありますので、ご興味があれば、ぜひ合わせてご覧になって下さい。

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

文責:福井利家(ふくい・としや)

 

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