SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC 解像力チェックテスト 実写チャート結果

明るい広角レンズを低価格で

SAMYANG(サムヤン)20mm F1.8 ED AS UMC 解像力チェックテスト 実写チャート結果

SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC / Canon EOS 6D Mark II / 20mm /絞り優先AE(F1.8、1/4,000 秒)/ ISO 100 / WB:オート/ピクチャースタイル:風景 20mm の広角レンズだがF1.8 と明るいので、ピントを合わせた前後はしっかりぼけている。



SAMYANG(サムヤン)20mm F1.8 ED AS UMC 解像力チェックテスト 実写チャート結果

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SAMYANG(サムヤン)20mm F1.8 ED AS UMC 解像力チェックテスト 実写チャート結果

 SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC を装着した有効約2,620 万画素機のEOS 6D Mark II での理論基準値はチャートの1.0 と1.1 の間になる。これを基準に見ていくと、明るい開放のF1.8 から中央部は実用において問題は感じない解像力。少し絞ったF2.8 で、さらにワンランク解像力が上がる。F4.0 でさらにアップしF8.0 〜F11 でピークとなる。周辺部の解像力は開放F 値の明るい広角レンズのため、中央部に比べると落ちる。周辺部まで考慮するとF11 がおすすめの絞り値といえるだろう。また、F16 やF22 では絞り過ぎによる解像力の低下が発生するので注意したい。Loxia 2/35 + Sony α 7 II で解像力チャートを撮影。有効 2,400 万画素のα 7 II の理論基準となるチャートは 1.1。中央部分のチャートについては、絞り開放から十分以上に解像しており、まったく問題を感じない。ただし、周辺部分の解像力は絞り開放付近でやや特殊。いわゆる芯はあるがやわらかいと表現されるような描写になるのだ。 周辺部分の解像力までを気にするシーンでは最低でも F4.0、F5.6 以上がさらにおすすめとなる。 解像力のピークは F8.0 前後。F16 や F22 まで絞 ると解像力が低下するので注意したい。35mm の広角でありながら、歪曲はほぼ観察されない。

※本ブログの記事は、電子書籍『レンズラボシリーズ』の解像力チャート部分を掲載したものです。
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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
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