Canon RF24-105mm F4 L IS USM 解像力チェックテスト 実写チャート結果
Canon RF24-105mm F4 L IS USM 解像力チェックテスト 実写チャート結果
実用上不満のない必携レンズ
Canon RF24-105mm F4 L IS USM 広角端解像力
EOS Rの有効画素数は約3,030万画素なので、理論的基準のチャートは1です。中央部は絞り開放からひとつ小さい0.9もほとんどを解像し、すばらしい結果を示しています。絞るにつれて細部のコントラストが上がりますが画素数の壁により極端に解像力が上がることはありません。周辺部の開放はややあまく、F5.6あたりから0.9チャートの半数を解像します。全面の最高解像力はF8.0です。F11から小絞りぼけが目立ちF22では全面で開放よりあまくなります。歪曲は大きいのですがカメラの「レンズ光学補正」を「ON」にすれば、ほぼ無視できるレベルに改善します。
Canon RF24-105mm F4 L IS USM 望遠端解像力
望遠側105mmでも基本的には広角端と同傾向で、中央部は絞り開放でも0.9をほとんど解像します。絞ることで細部のコントラストは向上しますが解像力に大きな変化はなく、F5.6〜F8.0でピークとなり、F16以降は24mmより程度は少ないですが解像力が低下します。カメラの画素数以上には性能を発揮できないのでしょう。周辺部はF4.0ではチャート1も不完全でF8.0まで徐々に向上しますが、0.9の半数を解像するまでに至りません。周辺部の解像力を求めなければ絞り開放から安心して使えます。糸巻きの歪曲が目立ちますが「レンズ光学補正」で完全に補正されます。
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齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、 カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 カメラのキタムラさんが運営する ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および 学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。 特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。 焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。 PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。 ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、 北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。