Panasonic LUMIX シェーディング(周辺光量)補正の実写検証
パナソニック ルミックス シェーディング(周辺光量)補正の実写検証
Panasonic LUMIXシリーズの搭載されている「シェーディング補正(周辺光量補正)」は実際にどのくらいの効果があるのか?
ぼろフォト解決シリーズの電子書籍、レンズデータベースの周辺光量落ちのテストでは、初期設定の「OFF」で撮影しているため、具体的な効果がわかりません。
そこで、実際に周辺光量落ちのテストチャートの同じフラットにライティングした半透明のアクリル板を撮影し、その効果を検証しました。
カメラはPanasonic LUMIX GX7 Mark II、レンズはLAOWA(ラオワ) 10mm F2.0 Zero-D MFTです。
パナソニック ルミックス シェーディング(周辺光量)補正ON/OFFの実写
気になるレンズでは「シェーディング補正」は「オン」がおすすめ
今回はPanasonic LUMIX GX7 Mark IIとLAOWA(ラオワ) 10mm F2.0 Zero-D MFTの組みあわせで「シェーディング(周辺光量)補正」の効果を実写で検証してみました。
周辺光量落ちのすべてが消えるわけではありませんが、実写でみてわかるほど周辺光量落ちの影響が軽減しています。
焦点距離の短い広角レンズなどでは、初期設定は「オフ」となっていますが「オン」として活用するのがおすすめといえる結果です。
周辺光量落ちは光学的に補正するよりも、デジタル補正するほうが有効で簡単といわれるもののひとつなので、積極的に活用してもいいでしょう。
最近では「シェーディング補正」のような周辺光量落ちのカメラ本体によるデジタル補正は、初期設定で「オート」や「オン」となっているカメラも多いのでパナソニックのルミックスでも積極的に使用することをおすすめします。
※本ブログの記事は、電子書籍『レンズデータベースシリーズ』の周辺減光チャートのページからのスピンアウト的な位置付けです。
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齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、 カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 カメラのキタムラさんが運営する ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および 学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。 特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。 焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。 PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。 ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、 北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。