xTool F2で焼き付け実験中。設定を詰めるのは難しい。でも、それが面白いです

齋藤千歳
先日届いた「xTool F2」で、いろいろな素材への焼き付けを試しています。文字を入れたり、似顔絵や模様を彫刻したり。パソコンの画面で作ったものが、実物の板に焼き付いていくのは、やっぱり面白いです。
ただ、データを送れば毎回思いどおりに仕上がるかというと、そう簡単でもありません。設定によって濃さや細かな部分の出方が変わります。なかなか難しい。でも、それがゆえに非常に面白いのです。
速度と出力を変えるだけでも、文字の濃さが違います

まず試しているのが、設定を変えながら文字を焼き付けることです。写真の板には「1000mm/s・30%」「500mm/s・10%」「500mm/s・20%」「500mm/s・30%」と、試した条件をそのまま入れています。
こうして並べると、文字の濃さがずいぶん違います。今回の試作では「500mm/s・30%」の文字が、ほかの条件よりはっきりと見えます。同じ板でも、設定によってここまで印象が変わるわけです。
文字を読めるようにするだけなら、濃く焼き付ければよさそうにも思えます。しかし、似顔絵や細かな模様を入れるとなると、濃さだけでは決まりません。どこまで線が出るか、細かな部分がどう見えるか。実物を見ながら設定を詰めていく必要があります。
似顔絵とハロウィンの模様を、実物のプレートへ

ハロウィン向けに、子どもたちの似顔絵を入れたプレートも試作しています。カボチャやコウモリ、細かな飾りを組み合わせたデザインです。
画面で見ていたイラストが、板の上に焼き付く。顔や髪の毛、周囲の細かな模様まで実物として見えるようになると、画像を眺めているときとは違う面白さがあります。
一方で、実物にしてみると、細かなところが気になってきます。顔の線と周囲の飾りのバランス、文字の見え方。デザインと加工設定の両方を調整しながら、もう少しよい仕上がりを探っているところです。

※掲載写真は、名前の部分だけをぼかしています。
子どもたちの受けもよく、もっと試したくなります

こうした試作品は、子どもたちの受けも非常によいです。自分たちの似顔絵が入ったものを、実際に手に取れる形にできる。そこが、やはり面白いのでしょう。
いろいろな素材に、いろいろな形で焼き付けができる。その楽しさはありますが、素材が変われば、また設定を探ることになります。今はまだ実験中で、今回の数値がほかの素材でもそのまま使えるとは考えていません。
簡単にできるところもあれば、設定ひとつで悩むところもあります。でも、試して、仕上がりを見て、また設定を変える。その過程そのものが面白いです。
これからもっと設定を詰めて、似顔絵や細かな模様を、より気持ちよく焼き付けられるようにしていこうと思っています。うまくできたものも、設定に悩んだところも、引き続きこのブログで紹介していく予定です。
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書いた人|齋藤千歳
北海道千歳市を拠点に活動するフリーライター/フォトグラファー。元月刊カメラ誌編集者。カメラ、家電、生活用品、アウトドア用品などを実際に使い、写真とともに使い勝手を伝えています。
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