【裏切られた感抜群!】まあるいホットケーキとタマゴが焼きたかったのにセリアで買った「シェイプリング 丸型」が残念過ぎて脱力

我が家の2歳になるむすこはパンケーキが大好き。「明日の朝ご飯はパンケーキ」というだけで踊り出すほどです。そのため「少しでも美味しいパンケーキを焼いてやりたい」という気持ちになります。そして先日セリアでたまたま見つけたのが「シェイプリング 丸型」100円です。この「シェイプリング 丸型」を使ったら、ホットケーキもキレイなまん丸に焼けるのではないかと、期待して実際に使ってみました。その現実をお伝えします。

シェイプリングの直径は約93mm

息子にまん丸のパンケーキや卵を焼いてやりたい

毎日の料理なんて、それを喜んで食べてくれる人がいるかいないかで、やる気は大きく変わるものです。そしてうちの2歳の息子は「明日の朝はパンケーキ」というだけで、不思議な踊りを踊ってくれるほど、パンケーキが大好き。これだけ喜んでくれると「少しでも美味しくしてあげたい」と思うものです。 

そんなことを思っている時に100円ショップのセリアで見つけたのが「シェイプリング 丸型」(100円・サナダ精工)。パッケージの写真を見て分かるように、丸い目玉焼きを焼くために作られたアイテムです。

しかし筆者は、「シェイプリング 丸型」を見た時に、同じ大きさのまん丸のパンケーキも焼けるのではないかと考えました。もしパンケーキが焼けなくても、まん丸の目玉焼きが焼ければ、お弁当にも便利なので無駄にはならないだろうと予測したのです。

また過去に使った電子レンジ調理器などがよくできており、筆者のなかで信頼感のあるサナダ精工製であることも、購入を決断した大きな理由と言えるでしょう。

「シェイプリング 丸型」は直径約93mm、 高さ約10mmのステンレスのリングで、折りたたみ可能な約30mmの取手が付いています。 重さは約10g。

この「シェイプリング 丸型」をフライパンの上などに乗せて、中にタマゴを割り入れ、まん丸の目玉焼きなどを焼くことができる仕組みです。

非常にシンプルな作りなので、失敗することもなく、まん丸の目玉焼きが焼けるだろうと筆者は考えていました。

「シェイプリング 丸型」を実際に使ってみた

まずはパンケーキを焼いてみた

パッケージから「シェイプリング 丸型」を取り出してみると、重さが10gしかないので、仕方ないのでしょうが、やや華奢すぎる印象が心配になります。

とはいえ、まずは使用用途の想定外ですが、まん丸のパンケーキを焼きたいと考え、熱したフライパンの上に乗せ、パンケーキの生地を流し込みます。

パンケーキが膨らんだ際に、少し溢れてしまいましたが問題なく表面が焼けました。続いて裏面を焼くために、ひっくり返そうと考えたのですが「シェイプリング 丸型」を引っ張っても、簡単には外れないようです。

そこで取手を回転させて「シェイプリング 丸型」ごと裏返し、裏面を焼きました。

焼き上がったパンケーキをフライパンからおろして「シェイプリング 丸型」から抜き取れば、まん丸のパンケーキが完成と考えたのですが、キレイに抜けてくれません。

パッケージをよく見てみると「内側に油を塗って頂きますと型から抜きやすくなります。」と書かれています。そのため「シェイプリング 丸型」の内側にサラダ油を塗って再チャレンジしてみました。

上に掲載した写真が「シェイプリング 丸型」の内側にサラダ油を塗って、パンケーキを焼いた後「シェイプリング 丸型」からパンケーキを取り出したところ。見てもらうとわかるように「シェイプリング 丸型」の内側にパンケーキがこびりつき、かなり取り出しにくく、取り出しても端はギザギザになってしまいます。

またこびりついたパンケーキを洗い落とすのにかなり力を入れることになり、洗っている際に「シェイプリング 丸型」が曲がってしまい、丸型が歪んでしまいました。

とはいえ、パンケーキを焼くことは想定していないのでしょうから、仕方ないと考え、お弁当などに便利そうな丸い目玉焼きにも挑戦してみました。

丸い目玉焼きにもチャレンジしてみた

パンケーキを焼く形として使うことは諦めて、本来の使用方法であるまん丸の目玉焼きにチャレンジしてみました。

「シェイプリング 丸型」の中にタマゴを割り落とすと、かなりいい感じで丸くなります。

フライパンに少し水を入れ、フタをして、黄身が半熟くらいまで火を通すと、かなりいい感じで焼き上がります。

これで「シェイプリング 丸型」からキレイに抜けてくれれば、パンケーキは作れなくても、まん丸の目玉焼きが気持ちよく焼けるはずです。

結構期待して「シェイプリング 丸型」から、目玉焼きを抜き出した状態が上に掲載した写真です。はっきり言ってかなりショック。これはもしかして使えないんじゃないかと思ったのです。

しかし、この目玉焼きを焼く時に「シェイプリング 丸型」の内側に油を塗っていませんでした。そこで、もしかしたら内側に油を塗れば、タマゴ焼きは簡単に取り出せるのではないかと考え、再びチャレンジしたのです。

内側に油を塗れば「きっとキレイに抜けてくれるはずだ」と期待して、サラダ油を多めに塗って、再びチャレンジした結果が上の写真です。

残念ながら、筆者は心が折れました。ちなみにタマゴやパンケーキがこびりついた「シェイプリング 丸型」は、とても洗いづらく、力を入れるとリングが曲がってしまいます。実際筆者の使っていたものはかなり曲がってしまいました。

使い方が間違っているなら、ぜひ教えてもらいたい! 

久しぶりの散々な結果に、筆者は脱力

「もしかしたら、筆者の使い方が間違っているのでは?」と今でも思っているほど「シェイプリング 丸型」を使った調理結果は、筆者の予想とは異なったものでした。すごく残念。

「シェイプリング 丸型」は、100均の電子レンジ調理器具を数多く手掛けているサナダ精工が作っています。実はこのサナダ精工の電子レンジ調理器の大部分を筆者は過去に試していて、その出来の良さに感心していました。

だからこそ「シェイプリング 丸型」での調理結果はかなりショック。筆者の使い方が間違っているのならば、ぜひ教えてもらいたいと思っています。

とはいえ、息子のために美しい形のパンケーキを焼きたい! という欲望はいまも続いており、ステンレスでだめなら、フッ素加工やその他素材のシェイプリングを探そうと思っています。もしかしたら、サラダ油ではなく、ショートニングを使えばよかったのか? などとも思っている次第です。

■シリコン製ならいけるのでは?

■フッ素加工って手もありそうです

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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
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