Nikon NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR レンズデータベース 齋藤千歳の結論
Nikon NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR レンズデータベース 齋藤千歳の結論
※本ブログは、電子書籍レンズラボシリーズやレンズデータベースシリーズを結論部分のみを掲載したものです。
※解像力・ぼけディスク・周辺光量落ち・最短撮影距離の実写チャートによる詳細な評価などもご覧いただくにはぜひ完全版である電子書籍をご覧ください。
レンズキットで購入したい1本
軽くて小さくて安いZ 50ユーザーなら必携の実用十分な超望遠ズーム
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRは、Nikon Z 50と同時に発売されたAPS-C機用の望遠ズームレンズになっています。APS-C機に装着した際は75mmから375mmの超望遠領域までをカバーする1本です。レンズ構成は12群16枚でうち1枚がED(特殊低分散)レンズと非球面の入らない素直な構成といえます。実勢価格は44,000円前後ですが、Z 50のダブルズームキットで同梱される望遠ズームです。Z 50ボディのみの実勢価格は108,000円前後、これに標準ズームレンズのNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRとNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRが付いたダブルズームキットが153,000円前後、差額45,000円で入手できます。レンズ1本あたり約22,500円で手に入るので、Z 50購入時には、そのときはいらないと思ってもダブルズームキットで入手することをおすすめします。
最大径約74mmで長さは約110mm、約405gは、2020年1月現在でもっとも軽くて小さいZシリーズに望遠ズームレンズです。APS-C用とはいえ、小さくて軽いしダブルズームキット用安いレンズなので、性能もそれなりなのではと思う方も多いと思います。しかし、望遠端の250mm側に比べると広角端の50mmの周辺部分の解像力が弱い部分がありますが、中央部分は望遠端でも、広角端でも実用十分以上にシャープで解像力も高くなっています。また近接撮影に強く、純正ならではのカメラボディの高い親和性により周辺光量落ちや歪曲、色収差などの心配もありません。さらにシンプルなレンズ構成のためか、なめらかなぼけが期待できます。NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRとの組み合わせで使用することが多いと思いますが、画面全体の解像力を重視するならNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、中心解像力とぼけの美しさを重視するならNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRと考えると、焦点距離のかぶる50mmも使いわけられると思います。実用十分の画質で取り回しもいい本レンズはダブルズームキットでボディと同時に手に入れたい必携のレンズです。
●Nikon NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
レンズ構成:12群16枚
最大径×長さ:約Φ74×110mm(沈胴時)
質量:約405g
実勢価格:44,000円前後(税込)
※2020年2月独自調べ
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齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、 カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 カメラのキタムラさんが運営する ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。 学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。 焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。 ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、 北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。