買ってもらえるガラスアクセサリーを撮影する方法
ハンドメイド作家さんは、ハンドメイドのフェスなどが中止になり、これからネット通販も考えているのではないだろうか?
通販で一番大事になってくるのは写真だ。手に取って商品が見れないからこそ写真が重要になる。
だが、ガラスアクセサリーは写真がうまく撮れない。どうすればいいかわからない方も多い。
ちょっとした準備と、コツをつかめばスマホで簡単に、安定したクオリティで商品写真が撮れる。
作品の良さがつたわれば、お客さんも興味をもってページを見てくれる。そして売れる。
ここでは最近のSORAのガラスアクセサリーの撮り方を紹介する。
●簡単なセットを組む
僕が使うのはAmazonと百均などで簡単に手にいれられるものばかり。
クリップ型LEDライト2つ 【ひとつ1800円程度】
無反射ガラス 【800円程度】
好みの布 【1000円程度】
100均のLEDライト
100均の造花
100均の収納ケース
少しお金はかかるかもしれないが、本格的なセットを購入したり、ストロボやカメラをそろえる事を想えば、安あがり。
それにセットを作っておく方が撮影効率もよく、あなたの作品の世界感も安定するだろう。
●光のあてかた
全体に光がよくまわる様に、無反射ガラスという反射を抑えるガラスを下に敷いて、背景に空間をつくっている。背景もしっかり作りたいので、応用が利く布と造花をおいている。
カメラに対して奥からLEDを1灯、手前の下から1灯当てている。状況に応じて100均のLEDライトを使う事もある。
ガラスは透明感が魅力。手前から光をあてると表面で反射して中がみえなくなる。魅力を損なわないように手前からの光はなるべく避ける。
手前にもライトはあるが、下から当てているところがポイントだ。
●スマホのカメラアプリをつかう
僕が使用しているアプリはFV-5というもの。オートフォーカスしやすく、明るさの調整機能と明るさを固定するAEロック機能があるアプリが使いやすい。
※ハンドメイドサイトの写真は正方形が多いので、トリミングする事も考えてすこしだけ広めにとるのがポイント。
●編集ソフトをつかう
編集は”ガラスアクセサリー本来の印象を伝える為”に必要だ。撮って出しが商品の印象と違うなんてことはよくあるからだ。
無料のものならスナップシードというアプリが使いやすいと思う。僕はLightroomという月額有料ソフトを使用している。
Lightroomは写真管理機能+編集ができるので、商品写真を扱うのに向いている。
●売れないのは作品が悪いせいじゃない、写真と伝え方で売れるようになる
せっかく素敵な作品を時間をかけて作ってるのだから、売れてほしい。ちゃんと魅力が伝わる写真が撮れるようになってほしい。
慣れるまではなんでも大変なのはクリエイターのあなたならわかるはず。商品撮影も最初だけは大変。
でもそれを乗り越えれば、わぁ!素敵なアクセサリー!と思ってもらえる写真が撮れる。必ず撮れる。
最後に僕が最も大事にしているポイントをお伝えしたい。それは、作品の魅力がつたわる写真と文章を添える努力を常に続ける事だ。それがお客さんの不安をとりのぞく事につながるから。