北海道・車中泊日記　壮瞥町　道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）・悲報

北海道・車中泊日記 寝てみて候
壮瞥町　道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）・悲報

注・今回は寝てませんし、仮眠もしていません。残念ながら。

「北海道・車中泊日記　寝てみて候」は、北海道中の自然風景などを車中泊で撮影しているフォトグラファーでライター・エディッターの齋藤千歳が実際にクルマを止めて仮眠した場所の感想をまとめたものです。
※この記事の内容は、実際にクルマを止めて仮眠してみた経験をまとめたものであり、基本的に個人の感想です。記事の内容を保証するものではないので、実際にクルマを止めて仮眠する際は、現地の最新の情報を確認し、自己責任で行ってください。

おそらく、車中泊は基本的にやめてほしいのだと思われます

道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）　の位置はここです。

とうとう、そうなってしまいましたか、おいしい果物が買えるのお気に入りだった
道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）は少なくても私は車中泊できなくなりました

24時間トイレの入口には「「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいております。」という張り紙、洗面所には「手洗い専用です。それ以外の用途には使用しないください。」の文字、事実上「車中泊はしないでほしい」ということだと私は理解しました。

ちょっと難しい問題で、私の解釈にも間違いがある可能性があるのですが、道の駅では「宿泊」はできないが「仮眠」はとっていい、「車中泊」はその延長線上でグレーゾーンですが、施設が禁止などしていなければ、まあ許容の範囲内というルールになっている根拠と言われるのが、国土交通省の下記の質問に対する答えだと思います。

質問
「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか？

回答
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

国土交通省URL：http://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_03_04.html　より。

少なくても私は今回の「道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）」の張り紙を見たあとに、「じゃあ、私は仮眠だから、問題ないじゃん。洗面所も使わせろ」とはいえないです。
そのため、私は「道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）」での車中泊は自粛します。

今年のゴールデンウィークのときには「「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいております。」の張り紙、「手洗い専用です。それ以外の用途には使用しないください。」の文字もなかったと思います。

「なにかよっぽどのことがあったのだろうなあ〜」と思うばかりです。

もしかしたら、そういうこともあるかな〜とは思っていましたが、とても悲しい気持ちになりました。
撮影で道内を回りながら125カ所コンプリートできたらと思っていたのですが、再度解禁されるまで「道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）」には私は車中泊ができないと思っています。

函館に行くときなどに頻繁に通る道の駅で、季節の果物などが安く買え、お手洗いを借りることも多い道の駅なので非常の残念です。
道の駅　そうべつ情報館ｉ（アイ）の今回の張り紙などにはまったく怒りはありません。
これからも車中泊以外の利用は頻繁にさせていただこうと思っています。
どちらかというと、いったいどこまでなにをしたんだろうという私の含む車中泊利用者のモラルと、この判断に多くの道の駅が続くと撮影のときに車中泊をする場所に困るなという不安があるだけです。

一部の心ない人の行動を規定するために、ルールが制定されて、せっかくの自由がどんどん束縛されていくようで、本当に悲しいですよね。
次には「仮眠」が法的に定義されるのでしょうか……。

北海道の道の駅　125（1カ所は宿泊禁止）カ所中　11カ所目にて候。

■最近私の気に入っている車中泊グッズです

 

齋藤千歳　Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決＆Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha（http://shasha.kitamura.jp/）にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン（https://pucchi.net/）Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。