北海道・車中泊日記 むかわ町 道の駅 むかわ四季の館

北海道・車中泊日記 寝てみて候
むかわ町 道の駅 むかわ四季の館

「北海道・車中泊日記 寝てみて候」は、北海道中の自然風景などを車中泊で撮影しているフォトグラファーでライター・エディッターの齋藤千歳が実際にクルマを止めて仮眠した場所の感想をまとめたものです。
※この記事の内容は、実際にクルマを止めて仮眠してみた経験をまとめたものであり、基本的に個人の感想です。記事の内容を保証するものではないので、実際にクルマを止めて仮眠する際は、現地の最新の情報を確認し、自己責任で行ってください。

いたせりつくせりの温泉・プール・ホテルありの道の駅 むかわ四季の館

詳しい経緯はわかりませんが、道の駅 むかわ四季の館は、駐車スペースがむかわ温泉 ホテル四季の風と共用という珍しい道の駅です。

道の駅 むかわ四季の館 の位置はここです。

道の駅 むかわ四季の館の入口はこんな風になっています。

ホテルやプールなどの駐車場も共用のため、駐車スペースは広くお盆のお休みの時期でも余裕がありました。

むかわ温泉 ホテル四季の風と駐車場スペースが共用のため、ホテル近くの駐車スペースは宿泊者を優先してほしいということでしょうが、車中泊も歓迎してくれる雰囲気が抜群です。

トイレへのエントランス、ホテルのフロントや物産館、温泉の入口などと共用です。ホテルのフロントの隣にある道の駅の夜間トイレはとても珍しいのではないでしょうか。

夜間トイレの入口です。22時〜朝の5時までは、こちらのトイレが利用できます。実は22時までは温泉施設が利用でき、トイレも左手の入口からさらに広いものが利用できます。

トイレの入口を入ると自動販売機とイートインスペース兼休憩スペースです。なんと24時間利用でき、夜間は警備員さんがいるそうです。

トイレの入口です。コンパクトな感じですね。

夜間のみのトイレなので洗面施設はひとつ。蛇口の形状からするとお湯も使えそうです。ごめんなさい、未確認になっています。

小便器はふたつ。清潔度は高いです。

個室はふたつです。夜間トイレなので、朝の混雑は心配する必要はありません。

早朝の5時から温泉がオープンします。すごくうれしいです。1月以外ほぼ年間を通して営業しています。このオープンに合わせて、トイレも夜間トイレから昼間? のトイレの切り替わりです。

もしかしたら北海道の道の駅いちの働き者なのでは? 昼間の行動開始前にお土産が買えるのはありがたいです。

昼間のトイレの入口です。ちなみにむかわ温泉 ホテル四季の風のフロントスペースの奥にあります。

昼間のトイレの洗面台は3つです。手をかざすと水の出るタイプです。

個室は3つです。小便器は4つになっています。

ホテル施設と車中泊を認める道の駅の共存共栄の模索?
温泉施設が朝5時から22時まで利用できるむかわ町 道の駅 むかわ四季の館は秀逸

 1日の行動を終えて、仮眠をとりに道の駅に着いたときには施設は閉まっているのが普通だとおもっていますし、宿泊施設と車中泊利用者はあまり相容れない関係だと思っていました。ホテルの駐車場で車中泊をするなんて考えられないじゃないですか?
 しかし、むかわ町 道の駅 むかわ四季の館は、宿泊施設 むかわ温泉 ホテル四季の風を中心とした道の駅にすることで、さまざまな地方の問題解決にチャレンジしているようにみえます。しかも、それは相乗効果でよいほうに動いているようです。
 地元の方々も利用する温泉施設(定期券や回数券がありました)、むかわの場合はプール、スポーツ施設、宿泊施設、道の駅の施設を集中することで、管理費を抑えて、早朝から施設の営業や宿泊施設との併設で道の駅の夜中の治安レベルをアップするなどの効果が実感できました。
 また、宿泊施設の方も車中泊をする私にも親切でタイミングがあれば、宿泊施設も利用してみたい気持ちになります。ちなみに素泊まりで5,000円位〜、食事付きで10,000円前後〜だそうです。
 今回は、利用できませんでしたが、温泉施設は朝5時から、夜22時まで営業しているので、朝の出発前に朝風呂、夜は道の駅については仮眠させてもらう前に、汗を流せるのが非常に魅力的です。
 仮眠の熟睡度についてですが、お盆休みの期間中で混み合っていましたが、それでも駐車スペースには余裕があり、夜間は休憩スペースに警備員さんもいるという治安のよさからか、安眠させていただきました。国道235号線を通るクルマの音が気になる方は、駐車位置を工夫するとよいでしょう。
 車中泊の仮眠スペースとしては、最上級といえる北海道の道の駅だと思います。

■最近私の気に入っている車中泊グッズです


 
 

齋藤千歳 Saito Titoce
Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』および、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点にカメラ・写真関連の
電子書籍の出版、車中泊を繰り返しながら北海道の自然を撮影しています。
中小企業庁委託事業「ミラサポ」派遣専門家、ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真および北海道の旅行・車中泊関連のよろずお仕事承ります。