Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック スタイルII 7,999円を入手1カ月報告 齋藤千歳

Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック スタイルII 7,999円を入手1カ月報告 齋藤千歳

とりあえずで購入した7,999円のNeewer 2-in-1車輪付きカメラバック

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary+SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11を常用レンズのラインアップに加えたところ、当たり前なのですがそれまで使ったいたカメラバッグでは容量が不足しました。
そろそろタムラックのアンビルか、シンクタンクのストリートウォーカーあたりを購入しようと思っていたわけです。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary+SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11とボディが2台、交換レンズが4本くらい入るバックパックタイプのカメラバッグが条件と思っていました。
当然、数万円という値段は覚悟していましたし、数年、下手すると10年近く使うことになるのも珍しくないので、しっかりと選びたいわけです。
ほぼ毎日のように妻よりも長い時間をいっしょにいる可能性があるわけですから、もうネットで下調べ、札幌までいって現物を見てから買いたいと思うのは当たり前でしょう。
しかし、現実的にそんな時間はありませんでした。
そんなときにFacebookのタイムラインにどなたかが流してくれたのが「Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック 荷物用ケース 防水 耐久性 耐衝撃性の取り外し可能なパッド付きコンパートメント、隠しプルバーとストラップカメラ、三脚、空中撮影用レンズ用」というアマゾンの情報でした。
長いので以下「Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック」、そして私が購入したのはなかでも「スタイルII」なので「Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック スタイルII」とします。
価格は7,999円で税込みです。
送料込みになっています。
本当は車輪はいらないけど、なんとか希望するすべての機材は入りそうだと考えて「とりあえず」と考えて入手しました。
ここから約1カ月が経ちましたので、現状をみなさまにお知らせします。

最低限の希望通りSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary+SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11+レンズが4本、ボディが2台、バッテリーなどの小物+大容量82mmフィルター8枚収納のCOMODO フィルターケース CMD-FC-01も収納されています。

ジッパーでフタを閉めた完全な収納状態です。衝撃などを吸収する保護材がやや薄く感じますが、ジッパーなどの動きに問題が感じません。

メイン開閉部分の外側に配置されたポケットには、ハーフソフトプロトンとフィルターホルダーが入っています。本当はお財布などをいれたほうが便利なのかもしれません。ちなみにバッグの色はこの写真がもっとも現物に近いと思います。

メイン開閉部分の裏側に配置されたノートパソコンなどの収納部分です。保護材が薄く、収納したノートパソコンを固定するストラップが弱いので中に入れたノートパソコンが滑り落ちたり、ぎっしりと入れたカメラやレンズと干渉して破損しそうな予感がするので、ここにはなにも入れていません。

カメラバッグに左サイドの配置されたネームプレート入れとストラップです。現在のところネームプレートにはなにも入れていません。

右サイドのこんな感じです。三脚をここに固定しなさい的なマークはありますが、なにを使って固定するのかは、私にはよくわからない状態になっています。また、三脚を取り付けたこともありません。

本来はキャスターでの移動がメインのバッグということなのでしょうが、収納可能なショルダーストラップは強度に不安を感じることはありませんが、取り付け位置がパッドが入っていないなどやや不満足な作りになっています。

ショルダーストラップを収納した状態です。あとはカバーのジッパーを閉めると収納完了です。このあたりの作りにも特に不安は感じません。

折りたたみ可能なプルバーが装備されています。私は普段使うことがないのですが、空港などであれば十分快適に使えると印象です。普通の町中のアスファルトや悪路ではあまり使いたくない感じです。

基本的にキャスターで引っ張って使うことはないので1カ月使用してもキレイなままです。飛行機での移動などの際に空港ではとても役に立ちそうな印象です。

キャスターの上の両サイドに配置されれているポケットです。大きく口の開く構造ですが、収納量は小さく、私はフィルター用のステップアップリング程度のものを入れています。

結論からいうならば、細かな不満はそれなりにありますが、値段を考えると十分以上といえます。
私の場合、撮影はクルマでの移動が基本なのでキャスターを使って引っ張りながら移動することがありません。
個人的には空港くらいフラットな床でもない限り、路面からのガタガタという振動がカメラバッグの内部に伝わるのが嫌なのです。
また、Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック スタイルIIの場合、全体に保護緩衝材がやや薄い印象なので振動などが多いハードな使い方には向いていないように感じます。
本当はキャスターのない純粋なバックパックタイプでよかったのですが「とりあえず」という実勢価格で購入できたのでキャスタータイプとしても使用できる本製品を入手しましたが、やはりショルダーストラップの作りといった部分にはやや不満を感じるのが事実です。
7,999円という価格を考えるとH&Mやユニクロなどのファストファッションを初めて知ったときのような感動すら覚えました。
Neewerなどが、この価格帯で、まあ、価格を考えると納得できるクオリティでカメラバッグを提供してくれるなら、こちらが世の中の主流になるのではないでしょうか。
ただし、毎日のようにカメラバッグを使う私にとっては、「使っていて気持ちいい」というレベルには達していないので、そのレベルの製品を納得いくまで探すまでのつなぎというポジションになると思います。
価格を考慮すると十分以上の製品といえます。

■商品の購入はぜひ、こちらから。
Neewer 2-in-1車輪付きカメラバック スタイルII

COMODO フィルターケース CMD-FC-01

 

齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、カメラ・写真および北海道関連の
電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
中小企業庁委託事業「ミラサポ」派遣専門家
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。