大容量82mmフィルター8枚収納のCOMODO フィルターケース CMD-FC-01に変えた 齋藤千歳
大容量82mmフィルター8枚収納のCOMODO フィルターケース CMD-FC-01に変えた 齋藤千歳
スターリーナイトフィルターを入れるスペースはもうない!
「デジタル化されてからフィルターなんて使わない!」という方もいるようですが、私個人は着実に普段から持ち歩く常用フィルターの数が増えています。
そしてレンズの大型化に伴い、用意するフィルター径も大きくなっているのが現状です。
これまでPLフィルターのKenko ZX C-PL、星景撮影用のKenko PRO1D プロソフトン[A](W)とKenko MC プロソフトン(B)N、NDフィルターのKenko ND400 プロフェッショナル、ハーフNDフィルターのCokin 121S、Cokin 121L、Cokin 121Mの3枚を濃度違いでと、計7枚を82mm径で持ち歩いていました。
最近お気に入りの星や星景写真を撮影する際に使用するナトリウム灯と水銀灯の影響を軽減してくれる「スタリーナイト」フィルターをレギュラー入りさせるには、日常的に持ち歩くフィルターを減らすか、ケースを買い換えるかの選択を迫られていたのですが、レンズテストなどの都合もあり、基本的にすべて82mm幅なので、すべてのフィルターを収納できるフィルターケースとして「COMODO フィルターケース CMD-FC-01」を選択しました。
全体の質感もよく、ジッパー(実はチャックでもファスナーでもどのいい方でも現在は商標上の問題はないそうです)の動きスムーズで使いやすい仕上がりになっています。
また、いままで使っていたものに比べるとクッション性も高く、それぞれのフィルターの取り出しもスムーズです。
カラビナやフラップなどを付いており、持ち歩き、三脚やカメラバッグへの取り付けにも便利ですが、82mm径クラスのフィルターが8枚も入ったケースをカラビナでぶら下げたり、三脚に取り付けて持ち運ぶのは私にとっては少し現実的ではないように思われました。
三脚でケースごと押しつぶしたときなどを想像すると損害額が……。
実勢価格は3,000円前後と単純に安いといえる金額ではないですが、おそらく一度購入すると壊れでもしない限り買い換えないので、長い目でみると非常にコストパフォーマンスのよい商品といえます。
ただし、すでに頭を悩ませている問題がありまして、CP+2019で発表された「Kneko バリアブルND II」を実際に触って、心引かれているのです。
現在のラインアップにバリアブルND IIをプラスすると9枚になるのです。
おそらくKenko ND400 プロフェッショナルをレギュラーから外せばよいのですが……。
さらに魅力的なフィルターが出てきたときに空きスペースがないのが、少し不安です。
バリアブルハーフグラデーションフィルターとか出てくれないでしょうか。
■商品の購入はぜひ、こちらから。
COMODO フィルターケース CMD-FC-01
「スターリーナイト」フィルター
齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、カメラ・写真および北海道関連の 電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 中小企業庁委託事業「ミラサポ」派遣専門家 ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、 北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。