齋藤千歳・WD HDD ポータブルハードディスク 4TB ハードディスクの容量選択に悩んだら?

撮影が気持ちよい季節になりましたが、たくさん撮影すると画像を保存しておくハードディスクドライブ(HDD)などの容量が必要になるでしょう。デジタルカメラの多画素化が進み、画像1枚1枚の容量も増えているので、本格的に撮影を行うと、実は、かなりの頻度でHDDを購入することになるのではないでしょうか。

そんなHDDを購入する際に、みなさんはどんな点に気を付けていますか? たくさんの製品が販売されていますが、私の選択は非常にシンプルです。まずは、外付けなのか、内蔵なのか、接続方式、サイズなどの使用目的によって、ほぼ決まっていると思います。そのあとは私は、実際にHDDを製造しているメーカーのものを選択します。HDDケース側に付加価値を求める場合は、この限りではありません。しかし、単純に画像を保存しておくという使用目的であれば、ケース(外側)も、中身(HDD)も自社で作っているメーカーを選択するという非常にシンプルな考え方です。

HDD自体を自社製造しているメーカーとなると、選択肢はほぼWD(Western Digtal・ウェスタンデジタル)、Seagate (Seagate Technology・シーゲートテクノロジー)、HGST(エイチ・ジー・エス・ティ)、東芝の4択になります。

HDD製造の主要4社のうちのどれかであれば、特に気にせず、価格や色、デザインで決めています。今回はUSB 3.0で外付けの2.5インチを条件に探したのでWD HDD ポータブルハードディスク 4TBを選択しました。

意外に悩むのはHDDの容量ではないでしょうか。これについても私は非常に簡単に決めることにしています。現在であれば1TBあたりの価格がもっとも安い容量のHDDを購入することにしています。1TBがいちばん安ければ、ほしいと思っていた容量よりも多いものでも、気にせず購入します。ただし、必要な容量より小さい場合は再考します。

HDDに限らず、記録容量は多くて困ったことは15歳にときにはじめてパソコンを買った30年近く昔から一度もありません。容量が少なくて困ったことが数え切れないくらいありますが……。そのため、容量当たりの単価がいちばん安い容量のHDDを購入します。

価格(円)/容量(TB)がもっとも安いもの

だけで購入しています。記録媒体の購入については、ほぼこの方法で後悔したことはありません。ポン酢や調味料、食料品などの購入時に同じ方式を採用し、業務ボトルを購入して後悔したことは何度かあります。また、私の知人は、この法則を衣料品にも採用しており、いつも大きめの服を着ているので「ヒップホップ好き」なのかと思っていたら、「同じ値段ならいちばん大きいサイズを買うことにしています」と告白されたことがあります。彼の靴はどうなっていたかは思い出せません。

信頼性や耐久性、スピードなど、細かな部分にこだわるのであれば、さまざまな知識が必要になるでしょう。しかし、現在のところ私のHDD選択は、HDD自体を製造しているメーカーの、容量当たりがもっとも安いものという方法で後悔したことはありません。

ご参考いただけると幸いです。

今回のセレクトしたのはWD(Western Digtal)のハードディスク。WDは実際にハードディスクドライブを製造している最大手メーカーになります。


齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、カメラ・写真関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真のよろずお仕事承ります。5月には道の駅・ウトナイ湖で写真展示を予定しています。