SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art レンズデータベース 齋藤千歳の結論

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art レンズデータベース 齋藤千歳の結論

※本ブログは、電子書籍レンズラボシリーズやレンズデータベースシリーズを結論部分のみを掲載したものです。
※解像力・ぼけディスク・周辺光量落ち・最短撮影距離の実写チャートによる詳細な評価などもご覧いただくにはぜひ完全版である電子書籍をご覧ください。

卓越した光学性能を誇る50mm
高い解像力に、形・質ともに高レベルなぼけを実現した標準レンズ

 SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Artは、2014年に一眼レフ向けとして、キヤノンEF、シグマ SA、ニコン F、ソニー Aマウント用がそれぞれ用意されたレンズです。発売から、わずか6年ほどしたたっていませんが、すでに50mm名玉としての確固たるポジションを確立しており、その後に発売された多くの50mm標準レンズに、いまだ大きな影響を与えていると推察されます。2018年には35mm判フルサイズミラーレス一眼に対応するソニー Eマウント用が発売され、2019年にライカ Lマウント用が用意されました。キヤノン EF、ニコン Fマウント用がそれぞれボディに純正マウントアダプターで35mm判フルサイズのミラーレス一眼に装着できることを考えると主要な35mm判フルサイズミラーレス一眼すべてに対応した50mmF1.4ということもできます。レンズ構成は、8群13枚でシグマ独自の特殊低分散ガラス・SLD(Special Low Dispersion) を使ったレンズが3枚使われているものの非球面レンズはわずかに1枚です。現在の35mm判フルサイズミラーレス一眼用の50mmを見慣れた身にはφ85.4× 99.9㎜、質量約815gは驚くほど大きくは感じませんが、発売当時は非常に大きく重いレンズに感じられました。
 今回のテストは、最新のライカ Lマウント用を同じシグマ製のSIGMA fpに装着して行ったので、カメラによるデジタル補正などの条件が優位に働く部分はあったと想定されます。とはいえ、特に解像力チャートの結果などは、50mmF1.4の開放で中央はもちろん、周辺部分まで、こんなにしっかりとしたシャープネスで描き出すレンズはほかに見たことのないレベルでした。また、有効画素数約2,460万画素のSIGMA fpではレンズの解像力がオーバー傾向で、この影響と思われるレンズではなく撮像素子に起因する偽色、チャート細部への色付きが見られるのは気になるところです。ぼけの色付きやザワつきも最小限で、周辺光量落ちの影響も少なく、私のテストしてきた一眼レフ向け、ミラーレス一眼向けを含めたAF50mm標準レンズしては最高峰レベルの1本といえます。

●SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art
レンズ構成:8群13枚
最大径×長さ:Φ約85.4×99.9mm
質量:約815g(シグママウント用)
実勢価格:85,000円前後(税込) 
※2020年3月独自調べ

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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
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