LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APO レンズデータベース 齋藤千歳の結論

LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APO レンズデータベース 齋藤千歳の結論

※本ブログは、電子書籍レンズラボシリーズやレンズデータベースシリーズを結論部分のみを掲載したものです。
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オールマイティに優秀な1本
最大撮影倍率2倍だけではなく、マクロレンズとしての基礎性能も優秀

 LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APOは、ラオワの現行3本目となる最大撮影倍率2倍をレンズ単体で実現するウルトラマクロです。対応するマウントは、キヤノン EF-M、ソニー E、フジフイルム XでフォーマットサイズはAPS-Cとなっています。同社の基本的にはAPS-C一眼レフ向けのLAOWA 60mm F2.8 2X ULTRA MACROと35mm判フルサイズの一眼レフ+ソニー Eマウント向けのLAOWA 100mm F2.8 2X Ultra Macro APOに続く、第3弾で初のAPS-Cミラーレス一眼向けの最大撮影倍率2倍のレンズを発売しました。APS-C機装着時の画角は35mm判換算で約95mm(キヤノンは約104mm)相当で、スタンダードな100mmマクロの感覚で撮影が楽しめるのもうれしいところです。レンズ構成は10群14枚でうち3枚が超低分散ガラスレンズでAPO(アポクロマート)の名のとおり、高度に色収差が補正されており、色収差をほぼ観察できませんでした。また、APS-C専用というメリットを活かした小型化に成功しており、35mm判フルサイズ対応のLAOWA 100mm F2.8 2X Ultra Macro APOの約Φ72mm×125mm、638gに対して、LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APOは約Φ57mm×100mm、335gと、並べるとミニチュアモデルに見えるほど軽量コンパクトに仕上がっています。
 ラオワお得意のAFを搭載しないフルマニュアルレンズのため、カメラ本体によるデジタル補正の力を借りることはできません。しかし、各種光学性能はテストの結果どおり、とても優秀です。特に解像力は、基本的に絞り開放から中央部分はもちろん、周辺部分まで解像力が高く、今回テストした有効画素数約1,800万画素の条件では、レンズの解像力が撮像素子の解像力を上まわっている傾向にあるときに発生する撮像素子に起因する偽色も観察されました。ぼけの美しいマクロレンズのなかでも最上級クラスのぼけも魅力です。気になるのはAFがないことだけですが、マクロ撮影時はほぼMFなので気にしない方にとっては、素晴らしいマクロレンズの選択肢が増えたといえるでしょう。

●LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APO
レンズ構成:10群14枚
最大径×長さ:約Φ57×100mm
質量:約335g※マウントによる変動あり
実勢価格:60,000円前後(税込) 
※2020年4月独自調べ

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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
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