エレコムの半固体モバイルバッテリーが届いた。ノートPC充電の「次の定番」に期待

エレコムDE-C87-20000BKのパッケージ正面と裏面を並べた写真

齋藤千歳

Outdoor Gearzine(アウトドアギアジン)の記事用に、エレコムの半固体モバイルバッテリー「DE-C87-20000BK」が届きました。

2026年6月下旬発売の、容量20,000mAh、USB Type-Cの単独使用で最大67W出力に対応するモデルです。私がとくに期待しているのは、ノートパソコンの充電を担ってくれること。これから使っていくうちに、持ち歩く電源の「次の定番」になるのではないかと楽しみにしています。

まず試したいのはノートパソコンの充電

出先で原稿を書いたり、写真を確認したりするとき、ノートパソコンのバッテリーに余裕があるとうれしいものです。普段使っているMacBook Airと組み合わせたときに、どれくらい仕事を続けられるのか。今回、いちばん知りたいのはそこです。

エレコムの製品情報によると、USB Type-Cポートは2つ、USB-Aポートは1つ。USB Power Deliveryに対応し、Type-Cを1ポートだけ使う場合は最大67Wで給電できます。ノートパソコン用として試してみたくなる数字です。

ただし、67Wは単独使用時の値。Type-Cを2ポート同時に使うと、C1が最大22.5W、C2が最大45Wになります。スマートフォンなども一緒に充電するなら、ノートパソコンはC2につなぐのが基本です。実際の充電速度や給電できる時間は、パソコンの仕様や使い方も含めて確認していきます。

半固体電池と情報表示にも注目

もうひとつ気になるのが、製品名にもある「半固体」です。メーカーの説明では、電解質をゲル状にした半固体リチウムイオン電池を採用し、可燃性成分の揮発を抑えるなど、安全性を高める設計になっています。毎日のように持ち歩く候補だからこそ、こうした部分にも目が向きます。

サイクル寿命はメーカー公称で約2,000回。実際の寿命は使用環境や管理方法で変わりますが、長く使う道具としても気になるポイントです。

液晶画面には1%単位の残量に加え、入出力のW数、バッテリー温度、サイクル回数などを表示できます。充電中にどれくらいの電力が出ているかを見られるのは、ノートパソコンとの組み合わせを試すときにも役立ちそうです。

エレコム DE-C87-20000BKの仕様が記載されたパッケージ裏面
パッケージ裏面。出力や使用条件も確認しながら、これから実際に使っていきます。

約405gを持ち歩く価値があるか

本体の公称重量は約405g。容量と出力だけで選ぶのではなく、この重さを持って出かけたいと思えるかも、定番になるための大事な条件です。ノートパソコンと一緒に持ち歩いて、使える時間と荷物の重さのバランスを見てみたいと思います。

北海道で使ううえでは、放電時の環境温度が−15〜45℃という仕様にも関心があります。ただし、充電時は0〜35℃。条件によって出力が下がったり停止したりすることがあり、防水・防塵仕様でもありません。半固体だからと扱いを変えず、取扱説明書に沿って使います。

今回は、製品が届いたご報告と、使う前に気になっている点の紹介です。ノートパソコン用の電源として、次の定番になってくれるのか。これから記事のために使っていくのが楽しみです。実際の使い勝手は、Outdoor Gearzineでのレビューにまとめていきたいと思います。

DE-C87-20000BKの主な仕様

  • 電池:充電式半固体リチウムイオン電池
  • 容量:20,000mAh/77Wh
  • 端子:USB Type-C×2、USB-A×1
  • 最大出力:Type-C単独使用時67W、USB-A単独使用時22.5W
  • 本体充電:最大67W入力、約2時間が目安(本体のみの充電時。67W以上のAC充電器を推奨)
  • サイズ・重量:約幅70×奥行35.5×高さ110.2mm、約405g

※仕様はメーカー公表値です。詳細はエレコム公式製品ページ、発売時の情報はエレコムの発表(2026年6月9日)をご確認ください。

※本記事は、Outdoor Gearzineの取材用に届いた製品を紹介しています。充電性能や使い勝手の評価は、これから使用して確認するものです。

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書いた人|齋藤千歳

北海道千歳市を拠点に活動するフリーライター/フォトグラファー。元月刊カメラ誌編集者。カメラ、家電、生活用品、アウトドア用品などの使い勝手を、写真とともに伝えています。

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