災害時に! 旅行先で! 想像以上に実用的だったダイソーの「手動発電ライト」税込220円は所有するだけで価格以上の安心感が得られる!

停電時はもちろん、預け入れ荷物に入れられるのも◎

執筆者:齋藤千歳

日本における100円ショップの最大手「ダイソー」。国内外あわせて5,600店を超える巨大チェーンで、毎月1,000アイテム以上の新商品を開発・提供してくれています。

100均好きの筆者としては、好き嫌いというよりもマストなお店といった位置付けです。そんなダイソーの店舗で発見したのが「手動発電ライト」税込220円。一発ネタ的なアイテムかと思って購入したのですが、想像以上に実用的だったので、具体的に紹介します。

[rinker item=”手動発電ライト”]

1.ダイソー「手動発電ライト」4つのおすすめポイント

  • 手動発電で簡単に灯りが確保できる
  • 航空機の預け入れ荷物にも入れられる
  • 停電などの災害時にも安心
  • 税込わずか220円とコスパ最高

2.ちょっと笑えれば、いいやと購入してみたが……

パッケージ裏面

パッケージの裏面の解説だけでは、どこまで本気なのか判断がつかない。

100均を中心としたプチプラでの買い物の金額が月に1万円を超えることも珍しくないほど、筆者は100均が大好きです。そして、それがいま、絶対に必要でなくても、おもしろそうなアイテムは好奇心にあらがうことができず、買ってしまいます。

そんな筆者が先日ダイソーでみつけてしまったのが「手動発電ライト」です。本体に装備されたレバーを手で握ったり、緩めたりを繰り返すと発電が行われ、3つのLEDが光るしくみになっています。この税込220円の「手動発電ライト」がどこまで使えるのか気になって購入しました。

3.サイズは約10×5×3cm、重さは約56gとコンパクト

発電部品の見えるライト本体

クリアブルーの本体の中に収納された発電部品がみえるのはちょっと萌えます。

パッケージサイズからもさほど大きくないことはわかっていましたが「手動発電ライト」のサイズは約10×5×3cm、重さは約56g。片手で握る、緩めるを繰り返して発電し、ライトを点灯するので、手の平に収まるくらいのサイズです。

この本体にレバーロックスイッチと発電用のレバーが装備されています。ストラップも最初からついているのはありがたいのですが、筆者はストラップの輪を手首にまで通すことができないくらい小さいのは残念なところです。

4.実際に発電してみたら、想像以上の軽い力で光る

点灯時のLEDライト

「手動発電ライト」の3つのLEDライトは思ったよりも明るく光ります。

レバーを握ったり、緩めたりする程度の運動でLEDがどの程度光るのかと疑いながら、実際に「手動発電ライト」を点灯させてみたのですが、想像していたよりもかなり軽い力で3つのLEDライトが光ります。

例えば、旅先のホテル部屋で停電したとしても「手動発電ライト」でまわりの様子を確認したり、ちょっとしたものを探したりできるくらいの点灯の輝度と時間を保てる印象です。ただし、発電時の駆動音が思っていたよりも大きいのと、安定した輝度で点灯させ続けるには、1秒おきくらい握ると緩めるを繰り返さなくてはいけません。

5.充電式ではないので預け入れ荷物に入れておけるのが◎

レバーをロック解除した状態

発電用のレバーのロックを外した状態。レバーの動作は想像よりも軽いです。

「手動発電ライト」ですが、パッケージにも大きく注意書きされているのですが「充電式ではありません」。手動で発電した電気を内蔵したリチウムイオン電池などに蓄えて、必要なときに電源をオンして使える方が便利だと感じる方も多いでしょう。

しかし、筆者は「手動発電ライト」は充電用のリチウムイオン電池を内蔵していない点を高く評価しています。なぜなら、みなさんご存じのとおり、現在飛行機を利用した旅行の際にリチウムイオン電池を内蔵したアイテムは、預け入れ荷物に入れておくことができません。「手動発電ライト」は、リチウムイオン電池を内蔵しないので、気軽にキャリーケースなどの預け入れ荷物に放り込んでおくことができます。これが便利です。

災害時などの備えとしても、手動発電だけで灯りが手に入るのは安心です。しかし「手動発電ライト」は、預け入れ荷物用のキャリーケースにそのまま放り込んでおいても旅先の非常灯として活躍してくれるので、さらに便利です。税込220円とリーズナブルなので、1つ持っておくと、価格以上の安心感が得られる優れものといえます。

6.商品情報

  • 光源:LED(交換不可)
  • 点灯色:白色
  • 材質:本体:ABS樹脂
  • 商品サイズ:10.2cm×5cm×2.9cm
  • 本体質量:約56g

参考資料:
ダイソー公式サイト