パナソニック、新型ミラーレス一眼「LUMIX DC-S1RM2」発表

高解像度センサーとAI搭載AFで撮影性能を向上

パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-S1RM2」を2025年3月下旬に発売すると発表しました。

本製品は、LUMIX S1シリーズの最新モデルとして登場し、高解像度撮影と映像表現の幅を広げる機能を備えています。 

約4430万画素の新開発フルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと新世代ヴィーナスエンジンを搭載し、静止画・動画ともに高解像かつ豊かな色彩表現が可能です。LUMIXシリーズとしては初めての8K 30p動画記録に対応し、映像クリエイターにも魅力的な仕様となっています。

また、進化した認識AFには新たなAI技術を採用し、人物の瞳や顔の検出精度が従来機種(DC-S5M2、S5M2X)と比較して約2倍向上しました。最大40コマ/秒の超高速連写機能や、レリーズ前から撮影を開始するSHプリ連写機能により、一瞬のシャッターチャンスも逃しません。

手ブレ補正システムも強化され、ボディ内手ブレ補正でシャッター速度8.0段分。進化した動画手ブレ補正には「クロップレス」動画周辺歪み補正を搭載。広角撮影時の画角を維持しながら周囲の歪みを低減することが可能です。

スタジオ撮影向けの「Capture One」対応や、新アプリ「LUMIX Flow」、クラウド上での共同作業を可能にする「Frame.io Camera to Cloud」など、プロの制作環境をサポートする機能も充実しています。 

S1シリーズはハイエンドモデルのモデルチェンジがなかなか行われなかったので、今回の「LUMIX」 「DC-S1RM2」の登場は多くのカメラファンにとって待望のニュースといえます。 ぜひ実際に手に取り、その進化を体感したい一台です。

価格はオープン価格で、標準ズームレンズ付きの「Mキット」も同時発売予定です。