リーズナブルなのに大満足!アジアンカレーが絶品! 旭川の「NAHRAK ASIAN SOUP STAND」

衝動的に食べたくなるものってありませんか? 例えば、ラーメンとか焼肉とか、筆者のなかでは、暑い日に突然食べたくなるもののひとつがカレーです。しかし、ひと口にカレーといっても日本カレーに、インド系、スープカレーなど種類は豊富。たまたま撮影で旭川に出掛けていた筆者は、なぜかアジアンカレーが食べたくなり「NAHRAK ASIAN SOUP STAND」に立ち寄ったのですが、これが大当たり。おいしいだけでなく、リーズナブルでサービスもよい素敵なお店だったので、みなさんにご紹介します。

撮影帰りに偶然入ったアジアンカレーのお店が大当たり!


お店の目の前が駐車場になっているNAHRAK ASIAN SOUP STAND。さほど大きなお店ではありませんが、個性を感じます。

「カレーって突然食べたくなりませんか?」。オホーツク地方までシバザクラの撮影に行った帰り、5月の北海道とは思えない夏日だったこともあり、筆者と妻は恐ろしくカレーが食べたくなったのです。しかも、アジアンカレーが……。

ひと口にカレーといっても、日本のカレーに、インドカレー、スープカレーなどバリエーションは豊富です。そして、北海道千歳市に住む筆者たちに不足しているのがアジアンカレー。人口10万人に満たない千歳市ですが、北海道の空の玄関口新千歳空港があるため、スープカレーは充実していますし、日本のカレーもインドカレーも複数の選択肢があります。しかし、なぜかタイカレーに代表されるアジアンカレーの選択肢がほとんどないのです。地理的分類からいえば、インドもアジアなのですが、筆者のなかではインド・スリランカ・ネパール・パキスタンなどのカレーとタイ・カンボジア・ラオスあたりのカレーはカテゴリーが違うと感じています。料理の専門家ではない筆者のなかでのイメージレベルだと思ってください。

端的にいうなら、夏のような暑さのなか、タイのグリーンカレーやマッサマンカレーが食べたくなったわけです。そして、オホーツク方面からの帰路には、北海道で2番目の大都市である旭川があり、助手席に座っていた妻がたまたま検索で見つけ出したのが「NAHRAK ASIAN SOUP STAND」です。


アジアンテイスト豊かな店内。カラフルではあるのですが、どこか落ち着くのはやはり同じアジアのテイストだからなのでしょうか。

第2駐車場もあり、手作り感溢れる店内は子どももすっかりリラックス

さほど大きなお店ではないので、もしかするとキャンピングカーでいくと駐車場に入れないのでは? と心配したのですが、店舗の前の第1駐車場のほかに、少し離れた位置に第2駐車場もあり、クルマで訪れても安心です。

また、扉を開けて店内に入ると、手作りと思われるアジアンテイストのインテリアがエスニックムードを盛り上げてくれます。店舗自体は大きくないのですが、各テーブルの間隔や客席などが広々したレイアウトになっており、リラックスした雰囲気のなかで食事を楽しめました。

我が家の2歳の息子は、大きめのソファの上ですっかりくつろいでしまい、油断すると昼寝モードに入ってしまいそうなほどです。


2歳の子連れの筆者たちにとても親切に接客いただきました。各テーブルのレイアウトに余裕があり、とてもリラックスできます。

すべて1,000円以下のメニュー3品がどれもおいしい


「スパイシーカオソーイ」(税込930円)。スパイシーという名称ですが、ただ辛いのではなく、旨味があり、複雑で奥行きのある味付けがクセになります。

グリーンカレーに、マッサマンカレーなどと言っていたのですが、実際にNAHRAK ASIAN SOUP STANDのメニューを見ると人気メニューの「北海道カオソーイ」(税込900円)をさらにスパイシーに仕上げたという「スパイシーカオソーイ」(税込930円)がおいしそう過ぎて、まずはこちらを注文。

さらに「グリーンカレー」(税込900円)と最後まで悩んだのですが「マッサマン・カレー」(980円)をセレクト。2歳の息子も食べられるものとして「ベトナム・フォー」(税込780円)を注文しました。このほかにもラクサなどのメニューもあるのですが、どのメニューも基本的に税込1,000円以下が中心で、香辛料をたっぷり使うアジアンレストランとしてはリーズナブルな点もうれしいところ。

また、注文の際にも「お子さん用でしたら、フォーのパクチーは別にしておきますか?」といった個別の対応を申し出ていただき、サービスの行き届いた印象を受けたのです。


あっという間にご飯がなくなりそうな「マッサマン・カレー」。焦がしたブロッコリーがおいしくてびっくりしました。

お店の雰囲気も、店員さんのサービスも好印象なNAHRAK ASIAN SOUP STANDですが、やはり一番重要なのは味。

最初に出てきた「スパイシーカオソーイ」からいただいたのですが、ココナッツミルクと濃厚鶏だしをベースにオリジナルブレンドのカレースパイスで仕上げたスープは、辛さのなかに旨味や甘みになどが渾然一体となり、非常に食欲をそそります。また、鶏もも肉、キクラゲ、もやし、揚げ麺と具材も豊富でボリュームも十分です。

続いて「マッサマン・カレー」。タイ王国が起源と言われるマッサンマンカレーですが、パームシュガー、タマリンド、シナモンといった調味料が、辛くて甘い酸っぱいの絶妙なバランスを成立させており、ご飯がとても進みます。

どちらのメニューも筆者のアジアンカレー衝動を満足させてくれました。


幼い子どものいる筆者たちにとって、辛くない「ベトナム・フォー」があるのはとてもうれしいところです。写真はパクチーなしにしてもらいました。

最後に少し食べたのが「ベトナム・フォー」。我が家では筆者も妻も辛いものが大好きなのですが、2歳の息子がいるので辛いカレーしかないカレー屋さんは避けざるを得ません。息子だけ食べるものがない外食になってしまうからです。

しかしNAHRAK ASIAN SOUP STANDには「ベトナム・フォー」があり、辛み調味料などをいれなければ、本当に優しい味で大部分は息子が食べてしまいました。筆者は味見レベルで食べたのですが、ほっこりとした気分になるほどの優しい味がカレーのスパイスの刺激を受けた舌に心地よく感じられました。

これでお会計の合計は2,690円。3人で3,000円以下ととてもリーズナブルです。

NAHRAK ASIAN SOUP STANDに寄るために旭川をわざと経由したくなる


店内にディスプレイもされていたさまざまな香辛料。また、ランチタイムはフリードリンクでハス茶のサービスもありました。

筆者は、妻の休日に合わせて、息子と3人、北海道各地の絶景を撮影にキャンピングカーで出掛けることが多いのですが、今回はじめて伺ったNAHRAK ASIAN SOUP STANDは旭川にあり、筆者の住む千歳市からは約150kmほど離れています。

今回はオホーツク方面でシバザクラを撮影したあとにたまたま立ち寄ったのですが、これからのシーズンは富良野や美瑛のラベンダー、雨竜町のひまわりなどの時期がやってきます。筆者の場合、旭川にあるNAHRAK ASIAN SOUP STANDに寄るには、さらに数十キロ北上しなくてはならないのですが、数十キロ余計に走ってでも、また食べに行きたいお店といえます。

今回は食べられなかった「グリーンカレー」や「ラクサ」といったフードメニューをコンプリートしたいのはもちろん、「白玉タピオカココナッツミルク」「ピーナッツ餅」といったスイーツ類にもチャレンジしたいと思っています。

みなさんも旭川の近くを通る際は、いやNAHRAK ASIAN SOUP STANDに立ち寄るために旭川に行ってみてはどうでしょうか。


それぞれのテーブルのレイアウトに余裕があり、パーテージョンっぽく半個室風なので、子連れもリラックスして食事を楽しめました。

<店舗情報>
■NAHRAK ASIAN SOUP STAND
https://www.facebook.com/nahrakasiansoupstand
■住所:北海道旭川市永山2条2丁目5-4
■電話番号:0166-74-6104
■営業時間:11:30-15:30 LO15:00/17:30-21:00 LO20:30
■定休日::第2、第4水曜日、木曜日

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