道の駅「サーモンパーク千歳」・「Go coo あんかけ焼きそば」&「奥芝商店 角煮カリー」
コロナ渦の北海道キャンピングカーノマド 道の駅ランチ001
道の駅「サーモンパーク千歳」・「アジアンマーケット Go coo あんかけ焼きそば」&「奥芝商店 角煮カリー」
終わりのみえない「コロナ渦」をみなさんどうお過ごしでしょうか。
パソコンとカメラさえあれば、ほとんど自宅で作業ができてしまう私の場合、ほとんど引きこもりのような生活が可能です。
しかも1歳の子どもがいる我が家では、感染のリスクを考えると、ほぼ外出しないのが現状といえます。
そして、すっかり自宅での作業、物撮りや原稿書きに飽きているわけです。
ほとんどやる気は起きません。
しかし、そんな状況に、わずかばかりの光が……、そう息子を除く夫婦ふたりとも2回目のワクチン接種が終わったのです。
大々的に旅行やレジャーというわけではありませんが、いつも違う環境で仕事がしたい!
そんな欲望を叶えてくれる方法として、キャンピングカーを利用する方法を思いついたのです。
そう、妻を仕事に、息子を保育園に送り出した後、私はキャンピングカーでそのまま道の駅に、車内で仕事して、ランチ、午後の原稿書き、お迎えなら、毎日違う場所で仕事をして、道の駅のさまざまなランチを楽しむことができるわけです。
2回目のワクチン接種も終了していますが、テイクアウトしてキャンピングカーのなかでのランチにすれば、感染リスクは低いはず、そんなコロナ渦のキャンピングカーノマドの道の駅グルメの様子を紹介していきたいと思います。
第1回は道の駅「サーモンパーク千歳」、しかも家族連れ
我が家から、もっとも近い道の駅「サーモンパーク千歳」。
徒歩での散歩や時折野菜を買いに来る場所というほど自宅から近いのです。
そして、育児休暇中の妻も同行したため、息子もいっしょに家族連れでの第1回になりました。
ちなみに妻は「歩いていけばいいじゃん! キャンピングカーで行く距離じゃない」という感じでした。
道の駅「サーモンパーク千歳」での食べ物屋さんの選択肢は中華の「Go coo」、生パスタの「スパドゥ」、ラーメン「蝦夷麺 四の五の言わず」、濃厚ソフトクリームなどの「ミルキーベル」、スープカレーの「奥芝商店」、まき窯ピザの「ピザドゥ」、そしてコンビニに「ローソン」です。
キャンピングカーノマド生活のなかで、すべてのお店にチャレンジする予定ですが、まき窯ピザの「ピザドゥ」は、普段我が家に宅配をいただく定番のピザ屋さんなのでテイクアウトで紹介する予定はありません。とてもおいしく、完全に我が家のピザの定番です。
写真でもご覧いただけるとおり、各店舗それぞれテイクアウトにも対応しているようで、キャンピングカーノマド生活でも選択肢が多いのがうれしいところといえるでしょう。
私は「蝦夷麺 四の五の言わず」のラーメンをテイクアウトしたいと考えました。
そう、ラーメンのテイクアウトは伸びておいしくなくなるのではないかと思うのですが、テイクアウトとはいえ、キャンピングカーノマドなら持ち帰る距離は駐車場にとめたクルマまでなのです。
十分においしくいただけると考えました。
そして、注文のためにカウンターに向かうと「今日は持ち帰りはできません」とのこと。
そういうこともあるでしょう。
とはいえ、身体はすっかり麺を欲しているわけです。
そこで、中華の「Go coo」へ。千歳ではじめて札幌で人気の「布袋のザンギ」が食べられるお店なのですが、実は先日どうしても外せない用事で札幌に行った際に「布袋」でザンギ定食を食べたばかり。
そのため、あんかけ焼きそば(980円)を選択。これが予想以上のヒットとなりました。
一方、妻はせっかく食べるならカレー……、でも「奥芝商店」……。
日本に来てから回転寿司とカレーにハマっている妻は千歳市内では「ラマイ」(http://www.ramai.co.jp/)がお気に入りでせっかく食べるなら……という感じ。しかし、今日は道の駅縛りです。
ちなみに「ラマイ」は「バリで生まれ、札幌で育った」をコンセプトしたスープカレーの名店。
ボリュームたっぷりで友人などが来るといっしょにいく我が家では定番のスープカレー屋さんです。
完全に興味本位でバリにも子どものときから遊びに行っているというインドネシア人の友人を連れていったことがありますが、「味については、どこがバリ風かまったくわからないが、とてもおいしい」という感想をもらいました。
さて、結局妻は「奥芝商店」の「角煮カリー」(1,480円)、「チキンスープ」で「激辛」(プラス50円)の計1,530円を選択。
「アジアンマーケット Go coo あんかけ焼きそば」&「奥芝商店 角煮カリー」実食!
まずは「アジアンマーケット Go coo あんかけ焼きそば」(https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010701/1058408/)です。
テイクアウト仕様なので、麺とあんかけが別々になっています。
おかげで硬い部分と柔らかい部分ができるようにムラに焼いてある焼きそばの食感を十分に楽しめるわけです。
また、あんの量もやや小ぶりなラーメンどんぶり一杯分とかなりボリューミー。
白菜を中心にした野菜類も種類も多く、スープに野菜にうまみもしっかりと出ていました。
さらにもしかしたら上に乗っている1個だけかと思ったエビも複数個入っており、このエビと豚肉などはしっかりと下揚げしてあり、予想以上に丁寧な仕事ぶりです。
あんは、片栗粉でのとろみ付けは弱めで、素材の出汁が感じられるやさしい味に仕上がっています。
980円という価格に十分に納得できる味とボリュームで、おすすめです。
あえて不満点をいうなら、テイクアウトは自宅で大皿に移すことを想定しているようで、麺のパックにあんをかけて食べることはできないサイズ感のため、私はキャンピングカーのなかであんの入ったどんぶりに麺を入れて、つけ麺風に食べることになりました。
硬い部分と柔らかい部分のある焼きそばに徐々にあんが染み込み時間経過とともに異なる味が楽しめるあんかけ焼きそばならでは醍醐味(だいごみ)が楽しめなかったのは残念です。
あと、そのくらいキャンピングカーなら用意しておけという意見のあるでしょうが、お酢まではとはいいませんが練り辛子があるとうれしかったでしょう。
続いて「奥芝商店 角煮カリー」(https://okushiba.net/)です。
みてのとおりおいしそうですし、実際においしいといえます。
ただし、写真のセットで1,530円。
北海道に住むようになってから、スープカレーって多くのお店で「うまいよ、うまいけど値段が……観光用なのか?」と思うことが多いのは私だけでしょうか。
食べ物を評価する際に「味」「量」「価格」の三本柱はみなさん納得していただけると思うのですが、これにプラスして店舗では「接客」や「雰囲気」「清潔さ」みたいなものが評価軸になると思います。
しかし、最近私が思うには、感動や驚きを含む経験や体験、ぴったりとくる単語がみつけられないのですが「エクスペリエンス(experience)」が実はかなり重要なのではないでしょうか。
そう考えるとタピオカミルクティーなども納得できるのです。
すでに東南アジアなどに何度もいったことのあるおじさんたちにとってタピオカミルクティーはおいしいけれども、すでに「エクスペリエンス」がない、なので日本で500円を超えるような価格で飲む必要を感じないのだと思います。
一方、タピオカミルクティーをはじめて体験する人にとってはタピオカミルクティーには「エクスペリエンス」があるので、多少高くても飲む価値があるわけです。
スープカレーの場合、北海道人にとって自宅で作る人が普通にいるくらい日常の食べ物になりました。
その結果、道民にとってスープカレーへの「エクスペリエンス」は、ほぼゼロなわけです。
そこにキャベツメインのニンジン、ピーマン、ナス、ジャガイモ、ミズナ、薄めの角煮が2枚のスープカレーで1,500円オーバーは、普段のランチとしてはどんなにおいしくても高く評価できないといったところでしょうか。
おそらくスープカレーという「エクスペリエンス」に高い価値を置いた値段設定が、私に観光用という印象を与えているのだと思います。
強いて、私が五つ星評価をするなら「エクスペリエンス ★★☆☆☆」「味 ★★★☆☆」「量 ★★★☆☆」「価格 ★★☆☆☆」といった印象です。
これがはじめて札幌の有名スープカレーを食べる観光客になると「エクスペリエンス ★★★★☆」となった瞬間「味 ★★★★☆」「量 ★★★☆☆」「価格 ★★★★☆」といった感じになるのではないでしょうか。
ちなみに+50円で「激辛」した結果、辛いもの好きの我が家としては、納得の味でした。
2021年9月24日現在、キャンピングカーのなかでの 道の駅「サーモンパーク千歳」でのWi-Fi状況
道の駅にランチを食べに行くことがだけが目的はなく、ノマドとして、いつも違う環境で仕事をするために、道の駅「サーモンパーク千歳」にいったわけです。
そのため、ノマドには必須といえるWi-Fiの状況についても、紹介しておきます。
当日、私が道の駅の駐車場にキャンピングカーをとめた状態で受信可能だったWi-Fiを記載したものです。
あくまでも参考をしてお考えください。
■道の駅のWi-Fi
■サーモンパークのWi-Fi
■ローソンのWi-Fi
■WiMAX 2+(持っていったポケットWi-Fi)
などが使えました。
北海道の道の駅としては、道の駅「サーモンパーク千歳」はかなり町中にあるため、Wi-Fi環境はかなりいいといえます。
ポケットWi-Fiが使えるので、キャンピングカーのなかで仕事するには、かなり便利です。
また、24時間営業のローソンもあるので、文房具がほしいとか、コピーが取りたいといった自体にも対応できます。
まとめ 次は絶対「蝦夷麺 四の五の言わず」
自宅からもっとも近い地元の道の駅ということもあり、キャンピングカーノマド生活のなかで、全店舗できることなら、全メニューを制覇したいわけです。
そして、すぐに食べられるという意味では、ラーメンなどのスープ入りの麵類のテイクアウトに挑戦したいと考えています。
そのため、次は「蝦夷麺 四の五の言わず」に挑戦する予定です。
できれば、評価基準を公開した五つ星評価などもできるようにしたいと思っています。