【育児】コロナ禍の我が子のために、自宅に砂場を作ってみた!【DIY】
最近、世間はコロナ一色です。子どもたちも、気楽に公園に行けなくなってしまいました(行ったとしても、いつもものすごく混んでいます)。自宅や保育園等、室内でばかり過ごすのは良くない‥かと言って、デパートやモールの屋内遊技場に行くのも、毎回だとちょっと大変。
なんとか自宅で、体を使った遊びができないものか‥。
あれこれ夫婦で考え、その結果、「思い切って、自宅ガレージの空きスペースにミニサイズの公園を作ってみよう。」ということになりました。今回は、その第1弾として砂場を自作してみたので、以下、作り方などをご紹介したいと思います!
砂場の作り方
まず、「砂場の作り方」についてご説明します。これが意外と簡単にできてしまいます。
材料をそろえる
砂場の自作のために必要な材料は以下の2つです。作る作業はものすごく簡単なので、材料の注文が最大の難関だと考えて頂いて間違いないです。筆者は全部アマゾンで揃えました。
・材料1:砂を入れる丈夫な箱(ケース)
「リス プラ舟シリーズ」という商品が、頑丈だしサイズも豊富だしで良いように思います(似たようなものならだいたい問題ないと思います)。サイズは設置スペースに合わせて選んで下さい。うちは欲張って、かなり大きいものにしてみました。
■「リス プラ舟 220(150センチ×90センチ)」価格:13,473円(税込)
・材料2:砂(すな)
「砂場用」と商品名に書いてあるものが各種売っています。色(白・黒)、質感(粒の粗さ・だんごになりにくい等)など色々と違いがありますので、販売者の説明やレビューコメントを参考にお好きなものをお選び下さい。筆者は、上記のサイズのケースに対し、標準サイズ(20kg)を4袋くらい入れたかと思います。
■「砂場用 さくさくあそび砂 20kg」価格:3,280円(税込)
※袋の大きさは米10㎏袋くらいです。
作成手順
次に作成手順です。これは手順というほどのものでもなく、①場所を決めてケースを置き、②中に砂を入れるだけ、です。ケースや砂袋を運ぶのが重くて少々大変ですが、作業そのものはシンプルです。砂を平らにならしたら、完成です。
自作砂場が完成!
自作した砂場の完成写真がこちら。まずまずのものが出来たと思っているのですが、いかがでしょうか。いらないおもちゃや入れ物・型等を入れておくと、楽しく遊べると思います。
砂場の中は小さな子供なら3人くらいまで入れます。ケースはフチの部分までかなり硬く丈夫にできていて、子供が乗っても全く問題ありませんでした。
自作した砂場で遊んでみた!
次に、実際に完成した砂場で遊んだ時のことを、何点かご説明したいと思います。少しでも、砂場設置を検討する際の参考になればと思います。
遊びの基本は山と穴掘り
自作した砂場と言っても、要は「ただの砂」です。逆に考えると、ブランコなどの遊具に比べ、遊びの自由さが大きい点が特徴です。そんな砂遊びの基本は、何と言っても砂を積み上げる「山」とその反対の「穴掘り」です!いらない容器などを使えば、これだけでも結構遊べます。
砂場用のおもちゃを投入
砂場用のおもちゃというのもたくさん売っていて、検索すると出てきます。はたらく車(ミニチュアの各種重機)などが人気のようで、よく探すと税込1,000円くらいからあるようです。これがあると、ごっこ遊びもできるし見栄えもよくなります。
・砂場用おもちゃの例:SUGE ミニショベルカー 1,650円(税込)
最後はやっぱり水遊び
水を使うと、砂の成型性が格段に良くなります。プリンなどの型遊びから、お家作り、川の治水、トンネル掘り、海にベイビーシャーク出現、はたまた長靴で全てをグシャリグシャリまで‥ちょっと汚れやすいですが、水遊びはとても幅広く楽しく遊べます。
砂場までは、バケツで水を運べばOK!
成型性のため以外にも、砂場で遊ぶ際、日にちがたって砂がカラカラに乾ききっていた場合には、適当に砂を濡らしてやる必要があります。そのため、基本的に水は砂場に不可欠です。
しかし、砂場の設置場所が蛇口から少々遠くても心配はいりません。バケツで2~3杯も運べば、それで十分水は足ります。我が家では、親子一緒にバケツで水を運ぶのも遊びのうちです。
また反対に、子供がやりすぎて砂場を水浸しにしてしまった場合も、日数がたてば自然に砂はカラカラに乾くので全く心配いりません。心ゆくまで水遊びを楽しんで欲しいと思います。
ネコ害を防ぐべし!
砂場と言えば、ネコのうんちやおしっこも気になるところかもしれません。衛生的な問題で、学校や公園の砂場遊び禁止なんていうこともあるようです。
自作の砂場の場合は設置場所を選べます。もしも場所が屋内の場合、近所の野良ネコもトイレに来られないので、衛生面で公共の砂場よりも安心です。
また、屋外に砂場を設置する場合にも、自作の砂場は個人専用でサイズも小さいので、カバーをかけて守ることが容易です。「砂場用」(あるいはプール兼用)というカバーが各種売っていますので、そちらのご利用をおすすめします。なければブルーシートや板などを使っても大丈夫かもしれません。
まとめ
以下に、ここまで紹介してきたことを中心に、砂場の自作について再度まとめました。‥総合的に見ると、砂場は案外、最初に遊具を作る場合の有力な選択肢なのかもしれません。
良い点
- 構造がシンプルなため、かなり簡単に作れる
- 滑り台やブランコなどに比べ、安全に遊べる
- 比較的自由に遊べるタイプの遊具なので、創造力を伸ばしてくれる(のでは?)
- 「砂場用○○」というおもちゃを追加して、楽しむこともできる
- 水道は、少しくらい遠くても問題ない
- ネコ害は、屋内設置やカバーで対応できる
悪い点
- 見た目が非常に地味である
- コストは最大で2~3万円と、やや高くつく場合もある
最後のコストについては、個人的にはゲーム機を子供に買うよりはいいのかな・・と思えなくもありませんが、小型のものはもっと安いので、無理のない範囲でご予算に合わせて選ぶことが可能です。
また地味な点は、カッコイイおもちゃでカバーできるかもしれません。少しでも興味をお持ちの方は、積極的に砂場の自作にチャレンジして頂ければと思います。
今回のレポート「自宅に砂場を作ってみた!」は以上です。遊具自作レポートは、第2弾「自宅にブランコを作ってみた!」もありますので、よろしければそちらもご一読下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文責:福井利家(ふくい・としや)
■関連製品