LAOWA 17mm F1.8 MFT 機種別レンズラボ 齋藤千歳の結論

LAOWA 17mm F1.8 MFT 機種別レンズラボ 齋藤千歳の結論

※本ブログは、電子書籍レンズラボシリーズやレンズデータベースシリーズを結論部分のみを掲載したものです。
※解像力・ぼけディスク・周辺光量落ち・最短撮影距離の実写チャートによる詳細な評価などもご覧いただくにはぜひ完全版である電子書籍をご覧ください。

LAOWAの光学性能を実感
マイクロフォーサーズだから実現する2万円を切る価格の高性能レンズ

 LAOWA 17mm F1.8 MFTは、カメラ装着時に35mm判34mm相当になるマイクロフォーサーズ(MFT)マウント向けの開放F1.8の明るい単焦点レンズです。大きさはΦ約55×51mm、質量は約172g、実勢価格は2万円を切るコストパフォーマンスが高くコンパクトでずっしりとした重さを感じる1本です。
 光学性能が同じならレンズの性能としては、大きなものよりも小さなもののほうが優位であると考えています。当然、小さいだけで光学性能がメチャメチャというものは論外ですが……。LAOWA 17mm F1.8 MFTは、35mm判フルサイズセンサーの約1/4の面積しかないマイクロフォーサーズ向けというメリットを十分に生かした製品といえます。ターゲットとするセンサーの対角線長が半分ということはレンズに必要なイメージサークルの面積も1/4です。小さくて軽いこと自体にもアドバンテージはあるのですが、常識的なレンズサイズにおいて、小さくて軽いほうが一般的に安くできるというメリットも大きいのではないでしょうか。
 35mm判フルサイズ用のレンズを見慣れてしまうと、ちょっと不安なくらい小さなLAOWA 17mm F1.8 MFTもセンサーサイズを考えると十分な大きさなのだと気付きます。実際に各種実写チャートを撮影した結果は、非常に良好で、絞り開放から画面全体で高い解像力はボディの有効画素数が多ければ、さらに小さなチャートまで十分に解像したであろう結果です。また、34mm相当のF1.8で、しかもラオワお得意の15cmという最短撮影距離の短さもあり、ぼけも美しいものであることを期待しましたが、思った以上にザワつきの少ないきれいなものになっています。周辺光量落ちは、デジタル向けの設計なので後処理にお任せするといった姿勢もラオワらしいといえるでしょう。
 LAOWA 17mm F1.8 MFTは小さくて安くて高性能でドローンなどでも使いやすいよいレンズです。しかし、最大のメリットは、実はほかのレンズもかなり光学性能の高いラオワの性能をリーズナブルな価格で実感できることです。予想以上の光学性能をぜひ体感ください。

●LAOWA 17mm F1.8 MFT
レンズ構成:7群9枚
最大径×長さ:Φ約55×51mm
質量:約172g
実勢価格:19,500円前後(税込) 
※2019年12月独自調べ

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齋藤千歳 Saito Titoce
Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
 カメラ・写真および北海道関連のよろずお仕事承ります。