齋藤千歳・レンズ備忘録 Canon EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM 望遠端ぼけ
齋藤千歳・レンズ備忘録 Canon EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM 望遠端ぼけ
齋藤千歳・レンズ備忘録では、私自身のレンズの特性の備忘録として、データをアップしていきます。
解説などはほとんどありませんので、より詳しい内容をご希望されるかたは、電子書籍「機種別レンズラボ」などをご参考いただけると幸いです。
Canon EOS 7D+EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
F5.6
F8.0
F11
F16
F22
APS-C向けの標準ズームとしては、非常に一般的なレンズスペックです。前回ご紹介したLZOS MC Jupiter-9 85mm F2 とのぼけ描写の違いを比較してもらうとおもしろいと思います。開放がF5.6と暗いですが、最短撮影距離付近を上手に使うと、それなりのぼけが発生しそうです。絞り開放でも色関連の収差は少なそうです。非球面レンズなどに起因するぼけ玉内の同心円状のシワが観察されますので、ぼけのざわつきはありそうですが、開放からF8.0くらいまでは円形絞りのおかげで玉ぼけの形も美しいことが予想されます。
齋藤千歳 Saito Titoce Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、 カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。 月刊カメラ誌の編集者を経て、カメラ・写真関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。 Facebookはtitoce.saitoです。 カメラ・写真のよろずお仕事承ります。6月はたんちょう釧路空港で写真展示を予定しています。