SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary レンズテスト結果

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SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary レンズテスト結果

お出掛けレンズとして最高

クロップで25mm相当になるのも使い勝手が非常にいい

 みなさんは、普段お出掛けの際にカメラに付けているレンズはなんですか? 筆者はSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryでした。軽くて明るくて27mm相当から75mm相当まではカバーしてくれる便利なレンズ。しかし、お出掛けスナップはほとんど広角でしか撮影しないので、今後のメインはSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryに交代の予定です。驚くほどコンパクトでありながら、高解像度、しかも近接撮影も可能。筆者の場合、旅先での写真は各種媒体での記事を書く際にも使用するので、短時間に大量に撮影します。こんなときISO感度はオート。最近は高感度でも十分に高画質なので、開放F4.0はほとんど気になりません。それ以上に屋内などで27mm相当だと画角が狭く感じることがあるのです。しかしSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryは35mm判フルサイズ対応で17mmの超広角での撮影が可能。普段のスナップ的な撮影では17mmは広すぎることもあるのですが、APS-Cにクロップすれば25mm相当でも使えます。筆者が25mm好きなのもありますが、旅先の記録的な撮影は、17mmと25mm相当でほとんど撮影できてしまいます。今後SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryを使うのは食べ物を撮影するときくらいかもしれません。そのくらいSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryは便利です。

 筆者がここまでSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryが気に入った理由は、当たり前ですが、便利さだけではありません。開放F4.0と暗いですが、開放から超広角でありながら周辺部までしっかりと解像するレンズ性能の高さ、各種収差の少なさに加えて、キビキビと小気味よいAF、最短撮影距離12cmと必要なシーンでは気になるものを十分なアップで撮影できる点もとてもいい。あえて弱点を指摘するなら、超広角単焦点レンズですが、さすがに開放F値が暗いので星景撮影には向かないことでしょうか。それ以外は不満はほぼなく、現在筆者のメインレンズはSIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporaryに入れ替わった状態です。

SIGMA 17mm F4 DG DN | Contemporary
レンズ構成:8群9枚
最大径×長さ:Φ約64×50.8mm(Eマウント用)
質量:約220g(Eマウント用)
実勢価格:80,000円前後(税込)
※2023年5月独自調べ
※Amazon Kindle 電子書籍「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports レンズデータベース」より抜粋。

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齋藤千歳 Saito Titoce
 Amazon Kindle電子書籍『ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ』代表、
カメラ・写真ブログ「Boro-Photo」代表。
 月刊カメラ誌の編集者を経て、北海道・千歳市を拠点に車中泊で全道各地を撮影、
カメラ・写真および北海道関連の電子書籍の撮影・執筆・編集・出版を行っています。
カメラのキタムラさんが運営する
ShaSha(http://shasha.kitamura.jp/)および
学研さんのCAPA CAMERA WEB(https://capa.getnavi.jp/)でも
レンズレビュー連載およびカメラバッグレビュー連載を担当しています。
特選街web(https://tokusengai.com/)でカメラ関連および各種レビューを執筆。
焦点工房(http://stkb.co.jp/)の連載コラム「レンズチャートは囁く」を公開中。
PASHA STYLE(https://pasha.style/)にてレンズレビューを連載中。
ケンコー・トキナー公式インストラクター No.021、
北海道ファンマガジン(https://pucchi.net/)Sクラス認定ライター。
 ケンコー・トキナー公式写真ブログでも連載中。
 Facebookはtitoce.saitoです。
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