千手正教の星空撮影旅＜８＞

さて、前回から少し間が空いてしまいましたが、今回は…石垣島で私がお世話になっているホテルのひとつ「石垣シーサイドホテル」での星空撮影旅の滞在について…。

前回おススメした「グランヴィリオリゾート石垣島」が市街地に近いのに対して、今回おススメする「石垣シーサイドホテル」は、郊外にあるホテルです。人気景勝地「川平湾」に近く、ホテルから自転車で観光に行く人も多いです。川平湾などは追々…ここでは石垣シーサイドホテルに関して…。

南ぬ島石垣空港から車で30分程度掛かりますが、市街地のホテルでもこれはほとんど同じです。石垣シーサイドホテルは、プライベートビーチで3月中旬～10月頃まで泳ぐ事が出来、プールもあります。宿泊棟とコテージタイプの2種類あり滞在スタイルによって使い分けるのもありかと…。

平成28年度は、約4ヶ月滞在させて頂き、撮影の他…ホテルのビーチで星空観賞会を実施させて頂き多くの方々に石垣島の星空を楽しんでもらいました。その星空観賞会を実施したビーチで天の川の撮影か出来るのですからとてもありがたい立地です。撮影しているビーチから良く使用させてもらう711号室（最上階）のドアtoビーチで5分と掛かりません。いやいや部屋からも天の川が撮れちゃうんです。（下記画像・左下が711号室から撮影したものです。）

駐車場も広く、深夜～早朝の出入りでも問題無く駐車場で荷物の積み下ろしも出来るし、フロントスタッフも24時間しっかりと対応してくれます。また、私の友人達も多く利用してくれるので星空撮影にかなり理解があり、事前に宅配送で撮影機材を送ってもしっかり空調管理出来ているスペースで保管してくれます。

ホテルのレストランは、ランチタイム営業もしており、市街地のホテルに泊まっている観光客がここのレストランにランチをしにくる事もある位美味しいです。テイクアウトメニューがある時期（7月～8月）ならビーチ脇の東屋で食べるのもありです。

私は、星空撮影の時だけでなく、リュウキュウアカショウビンの撮影の際にもお世話になるホテルです。何故なら…ホテルの敷地内でもリュウキュウアカショウビンを見る事が出来、あの独特の囀りで目が覚める時すらある位に近い場所にやってきます。かびらビレッジというコテージタイプの部屋に泊まった時は、コテージのプライベートスペースにリュウキュウアカショウビンが遊びに来てくれました。

 

南十字星を見る／撮影する時は、車で5分程の移動が必要ですが、天の川や野鳥撮影なら移動する事無く撮影する事も可能です。（一部を除く）

石垣島の南十字星のシーズンは、12月中旬（早朝・薄明前）～6月上旬（夕方・薄明後）／リュウキュウアカショウビンのシーズンは、4月頃～9月頃になります。

現在、都内にある企画型ツアー会社様が私と撮影に行くツアーを計画中です。募集が決まりましたらアナウンスさせて頂きます。（6月頃に夏の天の川とリュウキュウアカショウビンを撮影に行きたいと思っています。）

 

千手正教　Masanori Senshu

 1965年、千葉県君津市生まれ。（同・富津市在住）。 
沖縄県石垣島に魅せられ、現在「沖縄県石垣市」と「千葉県富津市」の二拠点活動をする自然科学分野のカメラマン。
主に天体写真を得意とする。 
ここ数年は地方創生に関わる官公庁からの依頼も多く、自然写真と観光PRを融合とした情報発信にも力を入れている。
☆南大東村観光協会最新ポスターの撮影及びデザインも担当☆彡
千葉県や沖縄県のリゾートホテルでの星空ガイドや教育機関のプラネタリウムでは、番組制作～投影～解説を行う。
FMラジオ局で生放送のワイド番組を担当したパーソナリティとしても有名。
飽きさせない語り口から今でもリスナーの多くから支持されている。

 ケンコー・トキナー公式写真ブログ／星空写真ブログを担当。
 ケンコー・トキナーSZ 33mm F1.2 MFレビューを担当。
 Facebook：facebook.com/masanori.senshuです。
 観光フォトプロモーション業務／写真撮影ツアー企画など承ります。