千手正教の星空撮影旅<3>

星空撮影旅…粟国島編です。
今回、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の事業の一環で、沖縄本島の北西約60キロにある粟国島に行ってきました。
アクセスは、那覇空港からタクシーで約20分/ゆいレールだと美栄橋駅下車徒歩15分程度の場所にあるフェリーターミナル「とまりん」から粟国村村営フェリー「ニューフェリーあぐに」で行く事になります。

私の場合、千葉県在住ですので、先ずは羽田空港から那覇空港に向かう訳ですが、最大の問題は、フェリーの出港時間が午前9時30分…つまり羽田空港から那覇空港に向かう1便目に搭乗しても間に合わないという事で、逆に言えば、前日仕事を終え(夕方には切り上げて)那覇へ向かう最終便に搭乗し、とまりんに近いホテルに泊まって身体を休める事が出来る。という事です。そして翌朝とまりんに行くという選択となります。
幸いにして、仕事上の取引先であるルートインGPの店舗がとまりんの斜向かいにあるので、そこへお世話になる事にしました。(ここは、渡名喜島へ向かう時、南大東島に向かう時にもお世話になっているのでスタッフの方々とも気心知れているので安心感があるんですよ。)

旅客ターミナル「とまりん」 

離島航路船舶運航状況は、必ず確認をしたい。

ニューフェリーあぐに 運賃表 現金払いのみなので注意願います。

ニューフェリーあぐには、出港1時間前には乗船できるので、早めに行って自分の好きな場所のキープがおススメ。船に弱い方は、ゴロ寝出来るスペースに、多少は大丈夫という方は客室のリクライニングシートを…。
注意すべき点は、乗船券は「往復乗船券」を購入する事。支払いは「現金のみ」だという事です。この2点を押さえて頂きたい。

この看板が目印。乗船場所に係員が居るので、大きな荷物を預け、乗船して自分の居場所を確保してからでも…とまりん内のコンビニに買い物に行く事も可能。但し、出港に遅れない様に!

早めに乗船して船内をチェックしよう!自販機もある。

出港前に船内を散策しながらの撮影も楽しい。 レンズ:LAOWA 9mm F2.8 Zero-D カメラ:FUJIFILM X-A5

泊大橋をくぐる。レンズ:LAOWA 9mm F2.8 Zero-D カメラ:FUJIFILM X-A5

沖縄県の離島に度々行く割には、船に弱い私は、外洋にでるとすぐに寝てしまう様にしているので、途中の写真が無いのです<(_ _)>

粟国島が見える事には、船の揺れも収まってくる。レンズ:LAOWA 9mm F2.8 Zero-D カメラ:FUJIFILM X-A5

下船後も30分程、身体が揺れていた感じが残っていた。私は船に弱いのです(^▽^;) レンズ:LAOWA 9mm F2.8 Zero-D カメラ:FUJIFILM X-A5

公式には、約2時間10分となっていますが、波の高さや海流によっては、約3時間掛かる事もあるそうで、私が行った時は、往路も復路も約2時間30分程度でした。

「冬の大三角とカノープス」 泊まった民宿の部屋からこんな星空が見える贅沢

お世話になった民宿「風月」の泊まった部屋のベランダから撮影。右側にある明るい光源の方にフェリーターミナルがあり、徒歩で2分と掛からない。
レンズ:Canon EF8-15mmF4L USM(15mm位置)※レンズ裏面にLeeNo.2フィルター装着
カメラ:Canon EOS-6D HKIR
三脚:SLIK ライトカーボン E84 FA

粟国島での様子については…つづく(^^ゞ

協力:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー/一般社団法人粟国村観光協会


千手正教 Masanori Senshu

 1965年、千葉県君津市生まれ。(同・富津市在住)。 
沖縄県石垣島に魅せられ、現在「沖縄県石垣市」と「千葉県富津市」の二拠点活動をする自然科学分野のカメラマン。
主に天体写真を得意とする。 
ここ数年は地方創生に関わる官公庁からの依頼も多く、自然写真と観光PRを融合とした情報発信にも力を入れている。
☆南大東村観光協会最新ポスターの撮影及びデザインも担当☆彡
千葉県や沖縄県のリゾートホテルでの星空ガイドや教育機関のプラネタリウムでは、番組制作~投影~解説を行う。
FMラジオ局で生放送のワイド番組を担当したパーソナリティとしても有名。
飽きさせない語り口から今でもリスナーの多くから支持されている。

 ケンコー・トキナー公式写真ブログ/星空写真ブログを担当。
 ケンコー・トキナーSZ 33mm F1.2 MFレビューを担当。
 Facebook:facebook.com/masanori.senshuです。
 観光フォトプロモーション業務/写真撮影ツアー企画など承ります。