北海道の「セイコーマート」で食用コオロギ入りプロテインバー「C. TRIA プロテインバー」を販売

株式会社グリラスが北海道の「セイコーマート」で食用コオロギ入りプロテインバー「C. TRIA プロテインバー」の販売を開始するそうです。
一部店舗限定ですが、ぜひ食べてみたい!

以下、プレスリリースより。

北海道で人気のコンビニ「セイコーマート」にてグリラス自社商品の取り扱いを開始!食用コオロギを使用したプロテインバーを北海道で発売

2022年8月22日(月)より北海道内32店舗にて販売開始

 徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、国産食用コオロギパウダーを使用した自社商品「C. TRIA プロテインバー」を8月22日(月)よりセコマグループが展開するコンビニチェーン「セイコーマート」の北海道内32店舗にて販売開始いたします。
※商品の詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html

グリラスは、急激な世界人口の増加に伴い2025年から2030年に発生するとされる「タンパク質危機」と、現在先進国を中心に問題となっている「食品ロス」という2つの社会課題に焦点を当て、環境負荷の低いタンパク源である食用コオロギの普及を進めてきました。現在グリラスでは100%食品ロス由来の餌でコオロギの飼育を行っており、食用コオロギを捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させる“サーキュラーフード”と位置付け、食用コオロギ関連事業を行っています。

今回セイコーマートにて販売を開始するプロテインバーは、国産フタホシコオロギを粉末化した「グリラスパウダー」を使用し、タンパク質はもちろんビタミン類やミネラル類などのコオロギ由来の栄養素を手軽に摂ることができる商品です。本商品は2022年6月より都内コンビニエンスストアにて販売を開始しており、今回はグリラスでは初の北海道展開となります。また、食用コオロギを使用した商品の取り扱いはセイコーマートとしても初めての取り組みです。

 セイコーマートとは

 ​セイコーマートは、北海道を基盤として、茨城県・埼玉県にも店舗を展開するコンビニエンスストアチェーンです。特に、北海道では最多店舗数を誇ります。また、セイコーマートを展開するセコマグループは、北海道を中心に独自のサプライチェーンを構築し、原材料の生産・調達から食品製造、物流、小売事業を担っています。Secomaブランドの商品は道外の小売店で販売しているものも多数あり、地域ブランドの認知度向上にも努めています。

1971年札幌市北区にセイコーマート1号店を開店してから昨年創業50周年を迎え、現在では北海道内での人口カバー率は99%以上、地域に根差した企業です。

販売店一覧

北海道庁店、ニッセイ札幌ビル店、道庁前北店、大通西5丁目店、大通店、南9条店、北2条店、北3条店、大通ビッセ店、時計台前店、大通バスセンター店、近代美術館西店、大通東2丁目店、テルウェル店、パセオ店、合同庁舎店、北7条店、北9条店、北34条ターミナル店、北海道大学店、地下鉄北12条駅前店、どもん店、デ・アウネさっぽろ店、二十四軒3条店、流通センター店、真駒内駐屯地店、新港南店、トヨタ自動車北海道工場内売店、上富良野駐屯地店、ニセコひらふ店、きごし店、香深店

食用コオロギ関連事業の背景について

2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。

一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性のため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/

サーキュラーフードについて

サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された、循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。

またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html

グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について

グリラスはサーキュラーフードをコンセプトとした自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html

株式会社グリラスについて

グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。

・社名     :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/
・事業内容   :⾷⽤コオロギの⽣産
⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
⾷⽤コオロギの研究開発 等
動物用コオロギの生産、販売 等(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html
・代表取締役  :渡邉 崇人
・所在地    :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点   :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点   :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金    :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立     :2019年5月

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